リクガメ リクガメ飼育ノウハウ

【リクガメがシェルターに登るのを防ぎたい人向け】対策方法を紹介します

【対策】リクガメがシェルターに登れないようにする方法
まーさん
こんにちは、まーさんです!

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。

今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。

「リクガメがシェルターに登って困る」

この記事ではこんな悩みを解決します。

先に結論を言いますね。

リクガメがシェルターに登るときの対策は『踏み台』を使いましょう!

踏み台

「っえ!?踏み台を使うの?」と思うかもしれませんが私は踏み台を使うことでリクガメがシェルターに登ることを防ぐことが出来ました。

とは言われても「いやいや、なんで踏み台なの?もっと他に良いシェルターあったでしょ?」と感じる方も多いですよね。

まーさん
普通は使わないので気になる方は多いと思います。

そこで、この記事では

  • なぜ踏み台にたどり着いたのか?
  • 踏み台の使用感はどうなのか?

これらを紹介します。リクガメがシェルターに登って困っている方はぜひ読んでいってください。

【前提】なぜ、踏み台にたどり着いたのか?

【リクガメ飼育】なぜ踏み台を使っているのか?

最初に私が『なぜ踏み台を使っているのか』についてお話します。

まず前提として私は踏み台を使う前はロックシェルターXXLを使っていました。

ロックシェルター

このシェルターは使い心地がめちゃくちゃ良くてリクガメもすっぽり隠れられるので個人的にもお気に入りのシェルターでした。

しかし、ずっと使い続けていくと無視できない問題が発生したんですよね。

それは『後方が坂のように低くなっているので登られてしまう』こと

リクガメのサイズが小さい間は登られなかったんですが大きくなるにつれて登れるようになってしまいました。

ただ、これだけならまだシェルターを変えようとは思いません。登って遊んでいるぐらいなら特に問題ないです。

しかし、ここで無視できないもう一つの問題が発生します。

それは『登ったあとにシェルターから落ちてひっくり返ってしまう』こと

登ったシェルターから落下してひっくり返ってたんですよね。

これの何が問題かというとリクガメは一度ひっくり返ると自力で戻れない』のが問題。

リクガメは一度ひっくり返ると誰かに起こしてもらわない限りはずっとそのままです。

家に誰か居れば助けてあげれますが外出中にひっくり返ると帰宅するまでそのままなので最悪なんですよね。

まーさん
これは放置できないので何とかしなければなりません。

となると、ひっくり返る原因となっているシェルターを変えるしかありません。登られなさそうなシェルターを探す必要が出てきます。

ただ、爬虫類用シェルターのほとんどが後方が低くなっているものばかりで丁度良いシェルターは見つかりませんでした。

そんな中で根気よく探していくとふと目についた物があります。それが踏み台です

踏み台

確かに『踏み台は足が垂直になっていて高さがある』のでリクガメに登られることはありません。

さらに、十分に隠れられる広さがあるので 「これはシェルターに使えるのでは?」 と思い、使ってみることに決めました。

すぐに購入して使ってみると

  • 登られない(重要!)
  • しっかりと隠れられる広さ
  • 90cmのケージに入る丁度いい大きさ

これだけのメリットがありシェルターとして上手く機能し大満足でした。

とはいえ、使っていくうちにメリットだけでなくデメリットも見えてきたんですよね。

踏み台を使うならデメリットも知っておくべきなので紹介しようかなと思います。

【使用している踏み台のスペック】


  • 44cm
  • 高さ
    23cm
  • 奥行き
    29cm

踏み台のデメリット

踏み台のデメリット

ということで、まずは皆さん気になるであろう踏み台のデメリットから紹介します。

私が実際に使って思ったデメリットは以下の2つ。

それぞれ個別に紹介します。

7デメリット①広いケージが必須(最低90cm以上)

踏み台を使うなら『広いケージが必須』ですよ。

なぜなら、踏み台が幅40cm』と大きめなので狭いケージだと入らない可能性が高いから

さらに、踏み台は場所を取るのでリクガメの行動スペースが減るという理由もあるので広いケージでないとかなり窮屈になってしまいます。

例えば『60cmケージに幅40cmの踏み台を入れる』と仮定します。

この場合はケージの3分の2が踏み台で埋まってしまうのでフリースペースがほとんど残らず窮屈です。

これではリクガメの行動範囲が制限されてストレスが溜まってしまうのでNG。

そのため踏み台を使うときは最低でも幅90cmのケージ』で使うようにしましょう。

デメリット②軽いので動かされる

踏み台は軽いので動かされやすいですね。

というのも、踏み台は重さが『約2kg』と片手で持てるぐらい軽いから

その軽さゆえにズルズルと動かされいつの間にか全然違う場所に移動していたなんてことも多いんですよね。

まーさん
リクガメが移動するときにぶつかって動かされることが多いです。

動かされるとリクガメが怪我をする可能性もあるのでデメリットですね。

ちなみにこれは解決方法があります。それは『踏み台の上に重石を置く』こと。

幸いにも踏み台の上には物を置けるスペースがあるので重りとなる物を置いて動かないように工夫しましょう。

ちなみに私は『レイアウトで使わなかった大きめの石を重り代わり』にしてますね。

簡単に用意するなら『2リットルの空のペットボトルに水を入れて重り』にすると良いですよ。

踏み台のメリット

踏み台のメリット

ここからは踏み台のメリットを紹介します。

私が実際に使ってみて思った踏み台のメリットは以下の3つですね。

それぞれ個別に紹介します。

メリット①登られない

踏み台

このために使っていると言っても良いですね。

踏み台は『足が垂直になっている』ので登られる心配はまずありません

実際に踏み台に変えてからは登ろうとする素振りは見せるものの登れていません。

これが以前のシェルターだったら登られているので変えて良かったと思いますね。

メリット②隠れられる場所が意外と広い

踏み台は『隠れられるスペースが意外と広かった』のも良かったですね。

リクガメ シェルター

こんな感じ。思ったより広いですよね。

私の飼育しているリクガメが大体15cmぐらいですがまだスペースに余裕があります。

20cmぐらいまでならシェルターとして使っても問題なく飼育できますよ!

ただ20cmより大きいと踏み台の足に体をぶつけてしまうことが多くなるので使うのはやめたほうがいいかなと感じます。

メリット③かなり軽いので持ち運びが楽

踏み台は重さが『約2kg』と軽めなので持ち運びが楽なのも嬉しいです。

「持ち運びが楽ってそんなに良いメリットなの?」 と思うかもしれませんがかなり重要なメリットなんですよね。

なぜなら『リクガメはケージを汚す頻度が高く掃除をする機会が多い』から

掃除をするときってケージに置いてあるシェルターや水入れを取り出しますよね。

そんなときに、いちいち重たいシェルターを取り出すのは一苦労だと思います。

まーさん
実際に私が前に使っていたロックシェルターXXLは重くて掃除が大変でした……。

しかし、踏み台は片手で持てる重量しかないので掃除がめちゃくちゃ楽になりましたよ!

【余談】おすすめのリクガメ向けシェルター

おすすめのリクガメ向けシェルター

「純粋にリクガメにおすすめのシェルターって何かないの?」

この記事を読んでる方の中にはこんな疑問も持つ方もいると思います。

そこで、私がおすすめするシェルターを紹介しますね。それがこちらスドー ロックシェルターSP XXLです。

ロックシェルター

これは私が以前に使っていたシェルターなんですがめちゃくちゃ良かったです。

何が良かったのかというと以下2つのメリットがあったから。

  • 動かされない重量
  • 十分に隠れられる広さ

これだけのメリットがあったのでリクガメが登りさえしなければ今でも使い続けたいなと思ってますね。

個人的にめちゃくちゃ気に入ってるので『リクガメにおすすめのシェルター』をお探しの方はぜひ使ってみてください!

【まとめ】状況に合わせて最適なシェルターを選ぼう

状況に合わせてシェルターを選ぼう

今回紹介した踏み台はあくまで「どうしてもリクガメがシェルターの上に登ってしまうのを防ぎたい」という方向けのシェルターです。

そのため、リクガメがシェルターに登らないのならば使う必要はありません。

まーさん
私も登られなければロックシェルターXXLを使い続けるつもりでした。

リクガメのシェルターは

  • 個体の性格
  • ケージのサイズ
  • シェルターに何を求めるか

これらによってどれを使うかが変わります。個人的には『リクガメの体が全て隠せれればシェルターとして合格』です。

自分の飼育状況やリクガメの性格、行動に合わせて最適なシェルターを選んでいきましょう。

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まーさん

大阪在住。
動物系専門学校を卒業→3年ほどペットショップで勤務/爬虫類飼育歴7年。 そんな僕が自身の飼育経験で得た体験を元に、初心者の方にもわかりやすく爬虫類の飼育情報を発信していきたいと思います! Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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