リクガメ リクガメの飼育道具 リクガメ飼育ノウハウ

【リクガメの床材掃除が面倒】結論:デザートブレンドクラシックが板

【掃除が楽な床材】デザートブレンドクラシックがおすすめ
まーさん
こんにちは、まーさんです!

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年ほど働いてました。 今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。

リクガメの床材掃除がとにかく大変でしんどい!!!

リクガメ飼育を始めた方はこんな風に感じてること多いのではないでしょうか。

リクガメが小さい内はそこまで大変ではありませんが大きくなればなるほど、私もしんどいなって思うことが多々あります。

休みの日にシェルターやレンガといったレイアウト用品を水洗いして床材を洗い

汗水流しながら掃除し終えたと思ったら2〜3日程度ですぐウンチまみれ

日々の仕事や家事をこなしながらそこそこの重労働である掃除はかなり体力を使いますよね。

まーさん
仕事終わりにやるには重労働でしんどいです………。

そこで、この記事では元ショップ店員の私がリクガメ飼育で掃除が一番楽だと感じた床材を紹介します。

リクガメ飼育してて床材掃除がしんどくてきついと言う人はぜひ参考にしてくださいね。

【結論】デザートブレンドクラシックとレンガの組み合わせが安定

デザートブレンドクラシック

早速、紹介します。タイトルにもなってる通り紆余曲折あって最終的にはデザートブレンドクラシックに落ち着きましたね。

というのも、実を言うと最初の頃はデザートブレンドクラシックをガッツリ使ってました。

その訳が『トゲオアガマの飼育で既に使ってたから』という理由

乾燥系爬虫類ならこれ一択だろうと思って特に何も考えずに使用してたんですが、これがリクガメ飼育にはあまり良くなかったんですよね……。

というのも、リクガメは『フンや尿の量がめちゃくちゃ多かったというのが大きな誤算』でした。

床材掃除は毎日。2〜3日も放置したら床材はフンまみれ。仕事終わりにやるには面倒くさいと感じることが多くなってきてしまいました。

これを受け私はもっと楽な床材を求め一旦デザートブレンドクラシックを辞めることを決意。

そこから、理想の床材を求めて『すのこ』『人工芝生』といった物を試していきますがどれもしっくりこず……最終的にはデザートブレンドクラシックに帰ってきました。

というわけで、今回の記事では試行錯誤の末になぜデザートブレンドクラシックに戻ってきたのか?その過程を紹介したいと思います。

それでは紆余曲折あった床材の変化を見ていきましょう。

①デザートブレンドクラシックVer

まずはデザートブレンドクラシックのみを使った初期タイプ。ただ……このレイアウトは途中でやめちゃったんですよね。

リクガメ 90cm飼育ケージ

なぜなら『リクガンのフンや尿で砂が固まってしまい頻繁な掃除が必要だった』から

デザートブレンドクラシックは水分を含むと固まっちゃうので頻繁な掃除が必要だということが分かりました。

さらには『砂の劣化が激しく想像以上にリクガメ飼育には合ってないなと感じた』のも理由。

リクガメ レイアウト

まーさん
こんな感じでめちゃくちゃ汚れます。

この結果を受け一度デザートブレンドクラシックの使用をやめて別の床材を試そうと決意します。

その後、リクガメ飼育者のレイアウトを参考にしたり情報収集したりと四苦八苦しながら作ったレイアウトが次のパターン。

②すのこ、人工芝生ありVer

デザートブレンドクラシックは劣化が激しく頻繁な交換が必要だと分かりました。

ならば、次は使わずに飼育してみようと思い人工芝生とすのこを使ったレイアウトを試してみました。

リクガメ 飼育ケージ

一見、綺麗で良さげに見えるんですがこれにも大きな欠点が……。

それは『すのこや人工芝生は衛生面でシビアだった』ところ

デザートブレンドクラシックはフンや尿を固めてくれるので匂いがあまりしなかったので、少しぐらい掃除をサボってもリクガメへの影響はありませんでした。

しかし、すのこや人工芝生は生き物で使う前提で作られた道具ではないので『フンや尿で汚れると衛生面でかなり微妙』でした。

すぐに掃除できるのなら気にしなくて良かったんですが日々の仕事や家事で疲れると掃除が面倒くさなってずるずるサボってしまうことも多くリクガメ飼育には不向きという結果に。

この結果を受け、私は

「これなら掃除は面倒であるが衛生面的に優れたデザートブレンドクラシックのほうが良いな」

という結論に達し、一度は諦めたデザートブレンドクラシックを再度使うことに決めました。それが最後のパターンです。

③デザートブレンドクラシック+レンガVer

そんなわけで一番最初のレイアウトに戻ってきましたね。

リクガメ 90cm飼育ケージ

以前のレイアウトと変わった点といえば『レンガの数が増えた』ところですね

床材を多めにすると床材が汚れすぎた時に掃除がしにくくなってしまうのでレンガを置いて床材の面積を減らした形になります。

実際に今もデザートブレンドクラシックでリクガメを飼育していますが掃除の面倒ささはやはり変わりません。

ただ、すのこや人工芝生に比べて掃除の楽さは圧倒的にデザートブレンドクラシックのほうがやりやすいと感じてますね。

【掃除の仕方】

①すのこ、人工芝生
➤ケージから取り出して水洗い

②デザートブレンドクラシック
➤汚れている部分を捨てるだけ

こんな感じなので

「掃除がとにかく面倒だから掃除が楽な床材を探している」

という方はデザートブレンドクラシックを選べば間違いないと思いますよ。

【微妙】すのこや人工芝生はおすすめしません

リクガメ 飼育ケージ

個人的にはすのこや人工芝生はリクガメ飼育に向いてないと思ってます。

その理由が先ほどもちらっと言った通り『掃除を頻繁にしないと衛生面で微妙』だから

というのも、すのこや人工芝生は動物を飼う前提で作られたものではありません。

フン・尿の吸着能力や消臭能力のような便利機能が付いてるわけではないのでリクガメ飼育に全く向いてないんですよね。

そのため、リクガメの床材選びで悩んでいる人はすのこや人工芝生を選ぶのは避けたほうがいいでしょう。

【すのこ・人工芝生を使いたい人へ】

どうしてもすのこ・人工芝生を使いたい方は『掃除の頻度を増やせば使ってもOK』です。

結局の所、すのこ・人工芝生をおすすめしない理由が衛生面で微妙な点なので掃除の頻度を増やせば使っても大丈夫ですよ。

【初心者向け】リクガメ飼育に必需品6選

【リクガメ飼育】必需品6選を紹介

それではさっそく紹介します。 リクガメ飼育に必要な道具は以下の6つです。

とりあえずこの6つさえ揃えておけばOK。リクガメ飼育を始めれます。

なぜこの6つが必要なのか初心者の方にも分かりやすく紹介していきますね。

①飼育ケージ

リクガメ 90cm飼育ケージ

まずは『飼育ケージが必要』ですね。ケージがないと何も始まらないので最優先で揃えましょう。

ケージ選びのポイントは以下の2つ。

選び方のポイント

  • ケージサイズは幅90cm以上
  • 脱走対策が必須

この2つさえ気にしておけばOKです。飼育ケージ選びで失敗しなくなるので意識しましょう。

【ケージサイズは幅90cm以上】

ケージのサイズは最低でも『幅90cm以上』がおすすめですよ。

なぜなら『リクガメは大きくなる種類が多く小さいケージでは手狭になる』から

さらにリクガメは思ったより運動量も多いので90cmより小さいケージはかなり窮屈です。

まーさん
運動量不足は肥満・ストレスの原因になりますよ!

【脱走対策が必須】

次に『脱走対策が必須』です。

これはリクガメに限らず爬虫類を飼うなら絶対に気をつけなければいけません。

鍵がついてなかったりフタが無いケージは脱走される可能性が高いので、脱走対策が万全の飼育ケージを選びましょう。

【おすすめの飼育ケージ】

この2つを考慮して選んだおすすめのケージがグラステラリウム9045です。

グラステラリウム9045はこんな感じでリクガメ飼育で必要なポイントを全てクリアしています。

  • 幅90cm以上

    幅90cm×高さ45cm×奥行45cm

  • 脱走対策が万全

    鍵付きの前面扉で脱走対策バッチリ

まーさん
実際に私もグラステラリウム9045を使っていますが何の不満もなく大満足ですよ!

【グラステラリウム6045のレビュー】

満足しすぎて以下記事で『グラステラリウム6045をレビュー』しました。サイズは違いますがぜひ参考にしてください。
【レビュー】最強の飼育ケージ!グラステラリウム6045が当たりでした

②バスキングライト

バスキングライト

リクガメはバスキングが必須なのでバスキングライトを必ず設置しましょう。

バスキングとは?

日光浴、日向ぼっこ

というのも、リクガメは昼間に日光浴をして体を温めてから活動を始めます。

もし体温が上がらなかったら脱皮に影響が出たり食欲不振になるのでバスキングライトは必ず設置してくださいね。

【おすすめのバスキングライト】

私が使っているのはGEXの『サングロータイトビーム 100wです

サングロータイトビームはリクガメが快適にバスキングするために必要な温度帯まで一気に気温を上げてくれます。

まーさん
私も使っていますが何の問題もなく飼育できているのでこれにしておけば間違いなしですよ。

【バスキングライトの紹介】

以下記事でさらに詳しく『バスキングライトの紹介』をしてるのでこちらもぜひ参考にしてください。
【完全網羅】絶対知っておくべき!爬虫類ライトの種類と特徴を全て紹介

③紫外線ライト

紫外線ライト

次にバスキングライトと合わせて紫外線ライトも使いましょう。

なぜ必要かというと、リクガメは紫外線を浴びないと以下の2つを行えないから。

紫外線を必要な理由

  • 骨や歯の形成
  • 病気の予防

リクガメは紫外線を浴びないと体内でビタミンD3という栄養素を作れません。

もしこの『ビタミンD3が不足するとクル病のような骨の病気に罹りやすくなる』んですよね。

クル病になるとまともに歩けなくなったりエサ食いに支障が出たりと良いことはありません。

まーさん
紫外線ライトはリクガメを長期的に飼育するためにめちゃくちゃ大事ですよ!

【おすすめの紫外線ライト】

私がおすすめする紫外線ライトはレプタイルUVB150 26Wです。

これは乾燥地帯に住む爬虫類向けに作られているので紫外線量が多くリクガメにピッタリの紫外線ライトです。

まーさん
実際に私も5年以上使ってますが何の問題もなく飼えてますよ!

【紫外線ライトの紹介】

以下記事でさらに詳しく『紫外線ライトの紹介』をしてるのでこちらもぜひ参考にしてください。
【完全網羅】絶対知っておくべき!爬虫類ライトの種類と特徴を全て紹介

④床材

デザートブレンドクラシック

続いて先ほど紹介したデザートブレンドクラシックを用意しましょう。

なぜ敷くかというと『ケージの床がツルツルと滑って骨格の成長に支障がでる』から

ツルツルと滑るケージで飼い続けると骨格がしっかりと成長せず変な方向に曲がったり健康に悪影響が出ることがあります。

健康的にリクガメを飼育するためにも必ず床材は敷くようにしてあげてください。

【おすすめの床材】

おすすめはやはりデザートブレンドクラシックですね。その理由は以下の3つ

  • 見栄えがいい
  • メンテナンスがしやすい
  • 粒が小さく誤飲されても比較的安全

見た目も良く、掃除もしやすいので迷ったらこれにしておけば間違いなしですね。

まーさん
私もかれこれ5年以上使ってますが不満はありませんよ!

【デザートブレンドクラシックのレビュー】

以下記事で『デザートブレンドクラシックをレビュー』してます。

使用感やメリット・デメリットを紹介してるので参考にしてください。
【デザートブレンドクラシックをレビュー】乾燥系爬虫類の床材はこれがおすすめ

⑤シェルター

ロックシェルター

リクガメが休憩できる場所としてシェルターを設置してあげましょう。

なぜ必要かというと『隠れられる場所がないと人の目に晒されてストレスを受けてしまう』から

ストレスを受け続けてしまうと体調不良の原因になるので忘れずに購入しておきましょう。

【おすすめのシェルター】

私が使っているのはスドー ロックシェルター SP XXLですね。

なぜこれを使っているのかというと

  • 十分な大きさ
  • レイアウトの雰囲気を崩さない
  • 見た目が洞窟みたいでカッコいい

この3つの理由からずっと愛用しているので、シェルター選びで迷ったらおすすめですよ!

⑥ソケット

ソケット

バスキングライトや紫外線ライトを使うならソケットが必須です。

ソケットが無いとライト類を使うことは出来ないので確実に購入しましょう。

まーさん
ライトの数分だけソケットを準備してくださいね!

【失敗しないソケットの選び方】

ソケットにはいくつか種類があるので適当に選んではいけません。

以下記事で『失敗しないソケットの選び方』を紹介してるのでぜひソケット選びの参考にしてくださいね。
失敗しないソケットの選び方【爬虫類ライト】

【結論】デザートブレンドクラシックが何だかんだで安定

【結論】デザートブレンドクラシックが安定

結論を言うとリクガメの床材は『デザートブレンドクラシックが安定』と言っていいですね。

リクガメの出すフンや尿でめちゃくちゃに汚れちゃうのは止められません仕方ありません。

まーさん
実際、掃除するのが面倒だと感じることは多いです。

しかし、掃除そのものはフンや尿で汚れた部分を交換していくだけでOKなので面倒ではあるものの楽なのは間違いないです。

そのため、リクガメの床材で何を選べばいいか迷っている人はデザートブレンドクラシックにしておけば安心と言っていいかなと思います。

関連記事はこちら

【リクガメ飼育の初期費用】

こちらでは『リクガメ飼育にいくらかかる』のか実際の道具を使いながら紹介してます。

リクガメ飼育にいくら必要なのか気になる方はぜひ参考にしてください。
【乾燥系リクガメ飼育の初期費用】90cmケージで飼うといくら必要?

こちらもCHECK

【乾燥系リクガメ】90cmケージ初期費用を紹介
【乾燥系リクガメ飼育の初期費用】90cmケージで飼うといくら必要?

続きを見る

【リクガメがシェルターに登る場合の対処方法】

以下記事では『リクガメがシェルターに登ってしまったときの対処方法』を紹介してます。

かなり独特な対処方法ですが困っている方はぜひ参考にしてください。

こちらもCHECK

【対策】リクガメがシェルターに登れないようにする方法
【リクガメがシェルターに登るのを防ぎたい人向け】対策方法を紹介します

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

まーさん

大阪在住。
動物系専門学校を卒業→3年ほどペットショップで勤務/爬虫類飼育歴7年。 そんな僕が自身の飼育経験で得た体験を元に、初心者の方にもわかりやすく爬虫類の飼育情報を発信していきたいと思います! Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

-リクガメ, リクガメの飼育道具, リクガメ飼育ノウハウ