この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
今回は爬虫類用床材『デザートブレンド クラシック』をレビューしていきます。
先に私が実際に使ってみた結論を言いますね。
乾燥系爬虫類を飼育するなら間違いなくおすすめですよ!
なぜこう思ったかというと以下3つのメリットがあったから。
デザートブレンドクラシックのメリット |
詳しくはこのあとに紹介するんですが個人的には買って正解だと思える床材でしたね。
ちなみに私は『デザートブレンド クラシック』を使う前に別の床材を使っていたんですが
「質感・見た目が思ってたのと違う」
「砂がまとまわりやすくて掃除が面倒」
こんな悩みが出てきて飼育しづらい思いをしたのでデザートブレンドクラシックに出会えて良かったです。
個人的には乾燥系爬虫類を飼育するなら『とりあえずデザートブレンドクラシックを選んでおけば安定』だと思います。
とはいえ、実際に購入するかどうかメリット・デメリットを知ってから判断したいですよね。
そこで、この記事ではデザートブレンドクラシックのメリット・デメリットを解説します。
乾燥系爬虫類の床材選びで迷っている方はぜひ読んでいってください!
デザートブレンドクラシックとは?
『デザートブレンド クラシック』は熱帯魚用品メーカーのGEXが販売している『砂漠・乾燥地帯の爬虫類向け床材』です。
材質
➤クルミの殻を細かく砕いたもの
見た目こそ砂っぽいですが砂ではないです
乾燥系爬虫類向けの床材としてはかなりメジャーなのでショップでもフトアゴヒゲトカゲやトゲオアガマといった爬虫類の飼育に使われてますよ。
【デザートブレンドクラシックを使える砂漠・乾燥系の爬虫類は以下の通り】
- フトアゴヒゲトカゲ
- サバクイグアナ
- トゲオアガマ種
- ツノトカゲ種
- 一部の乾燥系リクガメ
➤ヘルマンリクガメ、フチゾリリクガメ、ギリシャリクガメなど
他にもいろんな種類の爬虫類に使えますが全部は書ききれないので代表的なところだけ挙げさせてもらいました。
実際に使って感じたデメリット3つ
以下では私が実際に使って感じたデメリットを3つ紹介します。
人によって向き不向きがある床材なので、床材選びで失敗したくない方はぜひチェックしてくださいね。
デザートブレンドクラシックのデメリット |
デメリット①交換が必要
これは『デザートブレンド クラシック』に限った話ではありませんが、床材は消耗品なので『いずれ交換が必要』です。
具体的には『2~3ヶ月』に一回ぐらい
交換せずに使い続けるとダニが湧いたり匂いが出てきたりと良いことは全くありません。
そのため、汚れてきたらダニが湧く前に忘れずに替えましょう!
デメリット②砂埃が舞いやすくケージ内が汚れやすい
これはけっこう深刻なんですよね。百聞は一見に如かず。写真を見た方が早いです。
見ての通り、ソケットが砂まみれですよね。
なぜこうなっちゃうかというと『クルミの粒が潰れた状態で生体が動き回ると砂埃』が舞うから
放置しておいても害はないですが見た目が悪いのがとにかく難点。ソケット以外にもライトやケージの壁面も汚れるのでかなり面倒です……。
特に壁面に付着している場合は生体の見やすさに関わるので放置するのも無理があります。
正直、このデメリットは『デザートブレンド クラシック』を使う以上回避できないので『定期的な掃除以外に対処法はない』です。
「砂埃でケージが汚れるのは嫌」
こんな方は別の床材を使ったほうがいいかもしれません。
デメリット③開封直後のみ独特の匂いがある
『デザートブレンド クラシック』は開封直後のみ『なんとも言えない独特の匂い(クルミ?)』がします。
とはいえ、安心してください。使っていく途中で匂いは消えるので正直気にしなくてOKです。
ただ、3~4日ぐらいは匂うので「変なにおいがするのは嫌だな~」という方はやめたほうがいいかもしれないかなと思います。
実際に使って感じたメリット3つ
以下では、私が実際に使って感じたデザートブレンドクラシックのメリットを3つ紹介しますね。
デメリットを考慮してもおすすめなので、床材選びで迷っている人はぜひチェックしてください!
デザートブレンドクラシックのメリット |
メリット①雰囲気のあるレイアウトを作れる
個人的にかなり有用なメリットだと思います。
というのも『レイアウトが苦手な人でも雰囲気のあるレイアウト』を作れるから。
文章だけでは伝わりづらいのでとりあえず私が作ったレイアウトを見てください。
『デザートブレンド クラシック』を敷いて適当に流木とレンガを配置しただけのレイアウトですが悪くないと思います。
- レイアウトが苦手という方
- 今のレイアウトに納得がいっていないという方
こんな悩みを持つ方はデザートブレンドクラシックを使えば一瞬で雰囲気のあるレイアウトを作れておすすめですよ!
メリット②消臭効果が期待できる
『デザートブレンド クラシック』は『消臭効果が期待』できますよ。
爬虫類の匂いって気になりますよね。フンや尿、エサの残り。匂いの元となる原因は多いです。
しかし『デザートブレンド クラシック』を使えば匂いに悩む必要はありません。
なぜなら『素材がクルミ』だから
クルミには天然の消臭効果があるので匂いが全然気にならないんですよね。
そのため、匂いを気にしたくないという方におすすめの床材ですよ!
メリット③日頃の掃除が簡単
これめちゃくちゃ助かっています。
なぜなら『砂ごとフンやエサを食べ残しを捨てれる』から
『デザートブレンド クラシック』は燃えるゴミとして捨てれるので砂ごと捨てることが可能です。
そのため、フンやエサの食べ残しをわざわざ分けなくとも砂ごとゴミとして捨てれますよ。
- 毎日の掃除が面倒に感じている方
- 忙しくあまりお世話に時間が取れない方
こんな悩みを持つ方におすすめのメリットです!
【Q&A】デザートブレンドクラシックの質問4つ
以下では『デザートブレンド クラシック』に関する質問について回答していきます。
どれも私が実際にデザートブレンドクラシックを使ってみて気になった点について回答しているのでぜひ参考にしてください!
デザートブレンドクラシックの質問
質問①容量ってどれくらい?
『デザートブレンド クラシック』の容量は以下の2つ。
ちなみに購入するなら容量の多い『4.4kg』がおすすめですね。
なぜなら『床材は余っても困らない』から
デメリットでも言った通り、床材は定期的に交換しなければなりません。
しかし、床材が余っていなかったら、いちいち買いに行く必要がありますよね。
ショップが近くにあれば買い物ついでに購入できますが通販だと届くまで時間がかかるうえに注文するのは面倒です。
そのため、購入するときは容量の多い方を買っておくと手間を減らせるのでおすすめです!
質問②どんな爬虫類に使える?
『デザートブレンド クラシック』は『砂漠・乾燥地帯に住む爬虫類向け』の床材ですよ!
具体的な種類はこんな感じ。
- フトアゴヒゲトカゲ
- オニプレートトカゲ
- サバクイグアナ
- ヨロイトカゲ
- ツノトカゲ
- トゲオアガマ
- リクガメなど
ここではあげたのはほんの一例です。他にもいろんな種類の爬虫類に使用できますよ。
ちなみに『カメレオンやグリーンイグアナのような熱帯地域に住む爬虫類には合わない』ので使わない方が無難です。
質問③誤飲されても大丈夫?
う~ん、なんとも言えないというのが結論です。
個人的には『少量程度なら大丈夫そうかな?』という印象
ただ、こればっかりは『個体のサイズによりけり』なのかなと感じています。
というのも、サイズの大きい個体でしたら誤飲してもフンと一緒に排泄しやすいと思います。
しかし、小さい個体だとそうはいきません。一度誤飲すると排泄しづらく少しリスクがあるかなと。
ですが、運が良かっただけとも言えるのでどうしても誤飲の心配があるという人はやめたほうがいいかもしれません。
質問④使ってみて不満に思ったことはある?
非常に使いやすいおすすめの床材ではあるのですが不満点が2つあります。それがこちら。
【①砂埃でケージ内が汚れる】
これはかなり面倒なので、嫌な方はとことん嫌かもしれないです。
個人的には掃除すれば済む話だったので、面倒くささはありましたがやめようとは思わなかったです。
【②誤飲の可能性が少なからずある】
パッケージには消化できると書いてありますが、消化されずにフンとして出てきたという話を聞いたことがあります。
そのため、そこまで過信はできないので注意したほうがいいかなと。
とはいえ『乾燥系爬虫類の床材としてならトップクラスに使いやすい』ので十分おすすめですよ!
【結論】デザートブレンドクラシックがド安定
乾燥系爬虫類を飼育するなら床材は『デザートブレンドクラシックがド安定』ですよ!
『デザートブレンド クラシック』は砂漠・乾燥地帯に住む爬虫類を飼育するなら使って損しない床材なのでぜひ使ってみてください!
サイズが2つあるので使っているケージサイズに合わせて購入してくださいね。
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