この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
爬虫類を快適に飼育できて、なおかつ使わないときに邪魔にならない飼育ケージが欲しい!
こんな悩みを解決できるケージを見つけました。
それがこちら『パンテオン カノン 6045』です。
ケージ選びで迷ったら『パンテオン カノン 6045』にしておけば間違いありません。
「いやいや、それは言い過ぎじゃない?」
と思うかもしれませんが『爬虫類を快適に飼育しつつ邪魔にならないケージが欲しい方はこれにしておけばOK』と自信を持って言えます。
というのも『パンテオンカノンは高性能のケージでありながら分解できるケージ』だから。
パンテオンカノンは爬虫類ケージの中でも珍しく『組み立て式』なので使わないときは分解しておけます。
さらに機能性抜群なので爬虫類飼育で困ることもまずありません。
とはいえ「パンテオンカノンって具体的に何がそんなに凄いの?」と疑問が湧きますよね。
そこで、この記事では元ショップ店員の私がパンテオンカノン6045のレビューしていきます。
爬虫類を快適に飼育できて邪魔にならないケージを探している方はぜひ読んでください。
パンテオン カノン6045とは?
『パンテオン カノン 6045』は小動物・爬虫類用品メーカーの三晃商会が販売しているケージ。
- サイズ
➤幅60.5cm×奥行45.5cm×高さ45cm - 重量
➤13.6kg - 価格
➤約16,000円
より詳しく知りたい方は以下のリンクからどうぞ。
➤Amazonでパンテオンカノンを見る
『パンテオン カノン』の代名詞は何といっても『組み立て式』であることですね。
こちらが組み立て中のパンテオンカノン。
完成済みのケージは使わなくなったら邪魔になりますよね。
とはいえ、捨てるのも勿体ないので保管しておこうと考える人は多いと思います。
その点『パンテオン カノン』は組み立て式なので使わないときはバラせて場所を取りませんよ。
さらに、機能性も抜群なので飼育で困ることも無くケージ選びで迷ったらパンテオンカノンにしておけば間違いなしと言えるケージですよ!
ここからは『パンテオンカノン6045のメリット・デメリット』をそれぞれ紹介していきます。
実際に使って感じたデメリット
『パンテオン カノン』は高性能かつ邪魔にならないケージであるものの無視できないデメリットもあります。
ケージ選びで失敗したくない方はぜひチェックしてくださいね。
使って感じたデメリット
それぞれ個別に紹介します。
デメリット①組み立てが面倒
私が不器用なのもあるんですが思ったよりも『組み立てが面倒』でした。
何が面倒かというと『ガラスが割れないように配慮するところ』ですね
というのも、完成済みのケージは運んでる最中に落とさなければ割れる心配はほぼありません。
しかし『パンテオンは組み立て途中に割れる危険がある』んですよね。
具体的にはガラスを設置するとき。
こんな感じで設置していくんですが何かの拍子にガラスを落とすと割れそうですよね。
1枚設置するだけだったら気を使わなくて良いんですが何枚もあるので神経を使います。
そのため、組み立てに慣れてなくて不器用な人は少し大変かもしれないと思いました。
デメリット②重くて持ち運びにくい
『パンテオン カノン』は『約13kg』あるのでかなり重いですね。さらに持ち運びもしにくいのも難点。
そのうえ、材質がガラスなので落としたら一発NGなのも大変ですね。
とはいえ、パンテオンカノンは分解してバラせるので持ち運びで困る事は少ないと思いますよ。
デメリット③ロック部分が引っ掛かりしやすい
個人的に『ガラス扉がロック部分に引っ掛かるところがかなりストレス』でした。
『鍵を回すと矢印部分の突起物が上がる仕組み』なんですがこの突起物が少しでも浮いてるとガラス扉が引っ掛かります。
そのため、扉を上手く開けられなかったり片方だけすり抜けたりと少し手間が増えるんですよね。
これだけ聞くと「扉を開けるだけなのに何が面倒なの?」と思うかもしれませんがこれかなり面倒です。
なぜなら『扉を開ける機会がとにかく多い』から
エサを与えたり掃除をしたり、スキンシップを取ったり。色んなタイミングで扉を開けます。
そんなときに毎回『突起物に扉が引っ掛かってたらかなりストレス』なんですよね。
実際に使って感じたメリット
ここからはデメリットを紹介します。
デメリットを考慮してもおすすめなのでケージ選びで迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
私が実際に使って感じたメリットは以下の3つ。
実際に使って感じたメリット
それぞれ個別に紹介します。
メリット①ランプステーが2つ付属
一見すると「何だこのメリットは?」と思うかもしれませんが実は超重要です。
なぜなら『ランプステーはライトの設置に必須』だから
「そもそもランプステーとは?」という方向けに写真を載せておきます。
ランプステーがなぜ必要かというと『デフォルトの状態ではライトを設置する場所が無い』から。
これがデフォルトなんですがケージ内に突起物とかが無いのでバスキングライトや紫外線ライトといったライトの設置ができないんですよね。
「じゃあどうすればライトを設置できるようになるの?」
といった時に登場するのが『ランプステー』です。
ランプステーがあればこんな感じでライトを設置できるようになります。
ちなみに『パンテオン カノン』には『ランプステーが2つ付属している』のでデフォルトで2つまでならライトを設置できますよ。
メリット②カギの予備が付いている
また道具関連なんですが『カギの予備』が付いてるのも嬉しいメリットです。
カギの予備ってめちゃくちゃ助かるんですよね。
というのも『爬虫類飼育ではカギに触れる機会が多く無くしやすい』から
爬虫類を飼うと掃除やエサやりのために頻繁に扉を開けますよね。
このときに毎回カギを使うのでどこかに置き忘れてそのまま無くすなんてことがよくあります。
そんな時にカギの予備が無かったら大変ですよね。
その点、パンテオンカノンなら予備が1個付いてるので『1回までなら無くしても大丈夫』ですよ!
ちなみにカギを無くなさいようにするなら『カギを刺しっぱなしにする』のがおすすめです!
ただ、子供がいる場合はカギで遊ばれる可能性があるので注意です。自分1人で管理している場合に限りましょう。
メリット③前面扉が使いやすい
パンテオン カノンは『前面扉なのでお世話がしやすい』んですよね。
お世話をするときに前屈みになる必要も無理に腕を伸ばす必要もありません。
腕にライトをぶつけて火傷になることも腰がやられることも一切なし。
快適に飼育できるので楽にお世話をしたい方は『パンテオン カノン』がおすすめですよ!
【Q&A】パンテオンカノンの気になる疑問
以下では『パンテオン カノン』に関する質問について回答していきます。
パンテオンカノンを実際に使っている私のリアルな回答が見れるのでぜひ確認してください!
それぞれ個別に紹介します。
質問①他にサイズ展開はある?
パンテオン カノンのサイズは以下の2種類のみ。
サイズ
- パンテオンカノン 6045
➤幅60.5cm×奥行45.5cm×高さ45cm - パンテオンカノン 9045
➤幅90.5cm×奥行45.5cm×高さ45cm
この2つ以外にサイズ展開は無いのでちょっと少なめかなという印象を受けますね。
そのため、こんな場合は別のケージを検討した方がいいかもしれないです。
- 部屋のスペースに合わない
- 飼いたい爬虫類の大きさに合わない
パンテオンカノンは自分には合わないという方は『グラステラリウムシリーズ』がおすすめです。
10種類以上サイズがあるので何かしら好みのサイズが見つかると思いますよ!
質問②何で普通のパンテオンじゃなくてカノンにしたの?
パンテオンではなくパンテオン カノンにした理由は『観音開きの扉』のケージを使いたかったから。
観音開きとは?
左右両方に開くタイプの扉のこと
というのも、普通のパンテオンって『扉がスライド式』なんですよね。
個人的にスライド式の扉はかなり使いにくいなと感じました。その理由が
スライド式の扉は『半分ほどしか開かないので扉に腕をぶつける可能性』があるから
お世話や掃除のときってケージに腕を入れると思うんですが、そのときに毎回腕をぶつけてたらストレスになります。
これが個人的に嫌だったのでパンテオンではなく『パンテオン カノン』にした理由ですね。
質問③使ってみて不満はある?
デメリットでも紹介したんですが『ガラス扉がロック部分に引っ掛かることが不満』ですね。
ロック部分を扉を開けるたびに気にしなくちゃいけないのでかなりストレスに感じます。
とはいえ、それ以外の部分に不満は全くなく、総合的に見たら快適に飼育できているので買ってよかったと思います。
【結論】高性能で邪魔にならないケージを欲しい方におすすめ
正直、お試し感覚で『パンテオン カノン』を買ってみたんですがめちゃくちゃ良かったですね。
お世話がしやすく見た目もオシャレ。組み立ても難しくなく使わなくなったらバラせばOK。
めちゃくちゃ使いやすいケージなので「パンテオンカノンってどうなの?」こんな疑問を抱いている方におすすめできる飼育ケージでしたよ!
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