フトアゴヒゲトカゲ フトアゴ飼育ノウハウ

【フトアゴヒゲトカゲのエサまとめ】メリット・デメリットを紹介

【フトアゴのエサまとめ】メリット・デメリットを紹介
まーさん
こんにちは、まーさんです!

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年ほど働いてました。

今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。

「フトアゴヒゲトカゲのエサって何を与えればいいの?」

この記事ではこんな疑問に答えていきます。

結論を言います。フトアゴヒゲトカゲのエサは以下の4種類です。

フトアゴヒゲトカゲのエサ

まーさん
この4種類のエサをフトアゴは食べてくれますよ!

とは言われても「こんなにあるとどれを与えればいいか分からない……。」と悩みますよね。

そこで、この記事ではそれぞれのエサのメリット・デメリット』を紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲにどんなエサを与えればいいのか悩んでいる方はぜひ読んでいってくださいね。

【フトアゴヒゲトカゲの飼い方】

以下記事で『フトアゴヒゲトカゲの飼育方法』を紹介してます。

初心者向けに紹介してるのでフトアゴヒゲトカゲを飼ってみたい方はぜひ参考にしてください。
【フトアゴヒゲトカゲ飼育ガイド】初心者にも分かりやすく飼育方法を解説

①生き餌

コオロギ

まずは王道。フトアゴ飼育で最強のエサが生き餌です。

栄養価・食いつき・コスパどれも高水準。繁殖できれば餌代いらず。

幼体~成体と幅広いサイズに使えるので多くの飼育者が生き餌をメインに使っています。

さらに、ショップで与えられているエサも9割が生き餌なのでフトアゴ飼育で1番使われているエサと言っていいですね。

そんな、最強のエサである生き餌のメリット・デメリットを紹介していきます。

ちなみに『フトアゴヒゲトカゲの飼育でよく使われる生き餌は以下の5種類。

この5種類がペットショップでも売られていてよく使われていますよ。

生き餌のメリット

メリット
  • 嗜好性が高い
  • 栄養価が高い
  • 繁殖できればエサ代いらず

生き餌はフトアゴ飼育で最強のエサと言った通り『嗜好性・栄養価』ともに高水準。さらに、自家繫殖できればエサ代すらいらないのでコスパ最強。

フトアゴを飼うなら間違いなくベストのエサなので何を与えればいいか迷ったら『生き餌にしておけばOK』ですよ!

まーさん
ぶっちゃけ、生き餌さえ与えてればフトアゴ飼育で困ることはありません。

生き餌のデメリット

デメリット
  • お世話が必要
  • 苦手な人が多い

生き餌はその名の通り、生きているのでどうしても『水やエサといったお世話が必要』になります。

これがかなり面倒でフトアゴを飼っているつもりだったのに『生き餌のお世話がメインになっていた』という話は多いですね。

それに加えて生き餌は『苦手な人が多い』のもデメリット。

飼育者はコオロギやミルワームといった生き餌に慣れている人が多いのであまり気になりませんが同居人はそうじゃありません。

部屋に生き餌を置くのはどうしても嫌だという方が多いので喧嘩になることが多いですよ。

【結論】フトアゴを飼うなら最強のエサ

生き餌の結論はこちら。

エサ選びで迷ったら生き餌が最強ですよ!

嗜好性・栄養価ともに抜群に高いので生き餌を与えていれば問題なくフトアゴヒゲトカゲを飼育できます。

さらに、自家繫殖ができる可能性があるのでエサ代が浮く可能性があるのもポイントですね。

そのため『エサ選びで迷ったらとりあえず生き餌にしておけばOK』ですよ!

②人工フード

常備エサ

続いて人工フードです。今回紹介するエサの中で『最も栄養バランスに優れてるエサ』ですね。

栄養価抜群。管理が一切必要ない万能エサ。

栄養価に優れ、管理も必要ないので人工フードを与えるのが一番おすすめだと言えますね。

ただ、このあとにも紹介するんですが人工フードは『幼体のフトアゴヒゲトカゲが餌付いてくれない』という致命的なデメリットがあります。

まーさん
このデメリットがあるので下手におすすめできないんですよね……。

そんな、人工フードのメリット・デメリットをここからは紹介していきます。

人工フードのメリット

メリット
  • 管理が必要ない
  • 栄養バランスに優れる
  • 生き餌が苦手な人でも使える

人工フードのメリットは『生き餌を使わなくてもフトアゴヒゲトカゲを飼育できる』ところでしょう。

栄養バランスが高いのでわざわざ生き餌を使わなくてもフトアゴヒゲトカゲを飼育できます。

さらに、保存もめちゃくちゃ簡単なので大人のフトアゴヒゲトカゲを飼育する人におすすめのエサですよ!

人工フードのデメリット

デメリット
  • 幼体は基本食べてくれない
  • さらに大人になっても食べてくれない個体もいる

先ほどから言っているんですが人工フードには致命的なデメリットが1つあります。

それは『幼体が食べてくれない』こと

生き餌だったらサイズ関係なく食べてくれるんですが人工フードは幼体のフトアゴだとほとんど食べてくれません。

そのため『大人のフトアゴ限定』のエサになるんですよね。

一応幼体のフトアゴも餌付くことがあるみたいなんですが大変みたいなのであまり期待しないほうがいいでしょう。

とはいえ、一度餌付かせれば昆虫を与えなくてもいいので飼育がめちゃくちゃ楽になりますよ。

【結論】与えやすさNo.1の万能エサ(大人限定)

人工フードの結論はこちら。

大人のフトアゴ限定の万能エサ

大人のフトアゴに与えるなら生き餌よりも間違いなく優秀。

そのため『サイズの大きいフトアゴを飼う人』におすすめのエサですよ!

ちなみにおすすめの人工フードはヒカリの『フトアゴドライですね。

Amazonのレビュー評価が『☆4.4』と高くフトアゴの食いつきも良い感じなのでおすすめですよ!

【Amazonのレビュー】

「フトアゴとカナヘビを飼っています。どちらも食いつきがよく食べてくれた。」

「ベビーから生き餌と野菜で飼育してオヤツにあげてますが食いつきはいい感じです。野菜を食べない時に砕いて野菜にまぶすと結構食べてくれます」

実際のレビューを見に行く

③野菜

野菜

野菜は栄養価が高くて入手もしやすいのでおすすめしたい所ですがこれも『大人のフトアゴでないと食べてくれない』のが難点

幼体のフトアゴは『昆虫食が強い』ので人工フードと同じく野菜も餌付きにくいです。

そのため、野菜をエサとして使えるようになるのは大人になってからなのがネックですね。

そんな野菜のメリット・デメリットを紹介します。

野菜のメリット

メリット
  • 入手が簡単
  • 保存が簡単
  • 栄養価が高い

野菜のメリットは何よりも『入手が簡単』なこと。

人工フードや生き餌はペットショップに行かないと手に入らないので手間がかかります。

しかし、野菜はスーパーで購入すればOKなので『他のエサよりも圧倒的に入手しやすい』んですよね。

もちろん栄養価も高いですし、保存方法も冷蔵庫に入れるだけなのでめちゃくちゃおすすめのエサですよ。

野菜のデメリット

デメリット
  • 農薬に気をつける
  • 大人じゃないと餌付いてくれない
  • 種類によって与えない方がいいものがある

野菜も人工フードと同じく『幼体のフトアゴは食べてくれない』ことが多いのがデメリットですね。

大人のフトアゴ専用と言ってもいいぐらいには餌付きません。

まーさん
たまに幼体でも食べてくれるようですがあまり高望みしない方がいいかと。

さらに野菜は種類によっては『与えるとNG』のものがあります。

もし知らずに与えてしまうとフトアゴが体調を崩してしまうので紹介しますね。

与えるとNGな野菜
  • ほうれん草
  • タマネギ
  • ニンニク
  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • 唐辛子
  • ししとうなど

『刺激性・中毒性』のある野菜は軒並みNGと思ってもらっていいですよ!

続いて、与えてもOKな野菜を紹介します。

与えても大丈夫な野菜
  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • 水菜
  • 豆苗
  • カボチャ
  • ニンジンなど

この中にある野菜ならどれを与えても大丈夫ですよ!

【結論】野菜は栄養価が高くかなりおすすめ!(大人限定)

野菜の結論はこちら。

野菜は入手が簡単でさらに栄養価が高くおすすめ!(大人限定)

大人のフトアゴ限定ではあるんですがメリットの多いエサです。

そのため『大人のフトアゴを飼っている人』はぜひメニューに組み込んでみてくださいね。

④冷凍エサ

冷凍エサ

冷凍エサとは冷凍コオロギ冷凍マウスような『冷凍してあるエサ』のこと

コオロギやマウスといった元から栄養価に優れるエサを冷凍しているのでメリットが多いエサですね。

  • 保存が簡単
  • サイズが豊富
  • 栄養価も高い
  • 嗜好性が高い

コオロギやミルワームといった生き餌を使いたくない人は冷凍エサに頼るのもありですよ!

冷凍エサのメリット

メリット
  • 栄養価が高い
  • 長期保存が可能(1〜2ヶ月)
  • 幼体大人ともに嗜好性が高い
  • 冷凍庫に入れるだけなので保管が簡単

冷凍エサのメリットは『長期保存が簡単』なことですね。

生き餌は管理が大変ですし野菜は1週間も経つとダメになっちゃうので長期保存できませんが冷凍エサなら心配ありません。

1~2ヶ月は持つので使いきれなくて余るなんてことはほぼ無いかなと思います。

それでいて『栄養価も抜群に高い』ので与え過ぎるとすぐに肥満になってしまうぐらい優れたエサですよ!

冷凍エサのデメリット

デメリット
  • 家族の理解が必要
  • 与え過ぎると肥満になる
  • 一度解凍したら使い切るしかない

冷凍エサの最大のデメリットはやはり『家族の理解が必要』になることです。

なぜなら『コオロギやマウスを冷凍庫で保存する』から

昆虫が苦手な人は生きているのを見るのもキツイという人が多いです。

にも関わらず、食品が入った冷凍庫で保存するとなるとめちゃくちゃ嫌悪感を抱くのは当たり前と言っていいでしょう。

そのため、家族の同意を得れないと家に置くことすら叶わないことがデメリットですね。

【結論】長期保存が簡単にも関わらず栄養価が高いのでおすすめ!

冷凍エサの結論はこちら。

冷凍エサは長期保存できて栄養価が高い万能エサ!

冷凍エサ『幼体大人ともに嗜好性が高いエサ』なので正直、一番おすすめのエサと言っても良いです。

特に幼体の頃からフトアゴを飼いたいけど生き餌は使いたくない人におすすめのエサだと思います。

ちなみに家の冷凍庫に冷凍エサを置けないという人は自分用にミニ冷凍庫を使うことをおすすめします。

自分の部屋で保存すれば誰にも文句を言われずの冷凍エサを保存しておけますよ!

以下におすすめのミニ冷凍庫を貼っておくので検討してみてください。
Amazonでミニ冷凍庫を見る

【まとめ】状況に応じて適したエサを与えよう

【まとめ】状況に応じてエサを与えよう

フトアゴヒゲトカゲのエサはフトアゴのサイズによって変わるので適当に与えてはいけません。

  • 幼体
    生き餌
    冷凍エサ(冷凍コオロギ)
  • 大人
    生き餌
    野菜
    人工フード
    冷凍エサ

幼体のフトアゴは『生き餌と冷凍エサ以外に選択肢がない』と言っていいのでコオロギ系メインになるのは避けられないと思います。

そのため、生き餌をできる限り使いたくない方は最初から『大人サイズのフトアゴヒゲトカゲを飼育』することをおすすめします。

大人まで育ったフトアゴは食性が広いので飼い主の都合に合わせてエサの選択ができますよ!

【おすすめの飼育本】

ちなみにフトアゴヒゲトカゲについて『さらに知りたい方は飼育本を読むのがおすすめ』ですよ。

飼育本なら飼育方法や設備、エサの種類も書いてあるので一冊持っておくと良いです。

以下の記事で『おすすめの飼育本』を紹介してるので参考にどうぞ。
【必須】爬虫類を飼うなら持っておくべき!おすすめの図鑑・飼育本7選

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まーさん

大阪在住。
動物系専門学校を卒業→3年ほどペットショップで勤務/爬虫類飼育歴7年。 そんな僕が自身の飼育経験で得た体験を元に、初心者の方にもわかりやすく爬虫類の飼育情報を発信していきたいと思います! Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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