この記事で解決できるお悩み

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
「シリケンイモリって何を揃えれば飼育できる?」
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
結論を言います。シリケンイモリ飼育には以下3つの飼育道具が必要です。

この記事ではなぜこの3つが必要なのか紹介します。シリケンイモリ飼育を考えている方はぜひ読んでいってください!
シリケンイモリ飼育の必需品3選
さっそく紹介しますね。シリケンイモリ飼育に必要な道具は以下の3つ。

なぜこの3つが必要なのか初心者にも分かりやすく紹介していきますね。
①飼育ケージ
まずは『飼育ケージが必要』ですね。
ケージがないと何も始まらないので最優先で揃えましょう。
ケージ選びのポイントは以下の2つ。
選び方のポイント
- 幅30cm以上
- 脱走対策が万全
この2つを気にして選べばOKですよ!
【ケージサイズは幅30cm以上】
ケージのサイズは『幅30cm以上』がおすすめ。
なぜなら『ろ過フィルターや陸地を設置するとケージが手狭になる』から
シリケンイモリ飼育ではろ過フィルターや陸地、レイアウト用品(流木、石)と設置する道具が多くケージがごちゃごちゃします。

そのため、スペースに余裕ができる『幅30cm以上』の飼育ケージがおすすめですよ!
【脱走対策が必須】
シリケンイモリは『脱走の達人とも呼ばれるぐらい脱走が得意なイモリ』です。
狭い隙間やフタが無いケージだとぬるぬると簡単に脱走されちゃいます。
そのため、隙間があったりフタが無いケージは絶対に使ってはいけませんよ!
【おすすめの飼育ケージ】
先ほどの2つのポイント考慮して選んだおすすめのケージがこちら。
寿工芸の『ヒュドラケース3120』です。
ヒュドラケースは以下のような感じでシリケンイモリを飼育するために必要なポイントを全てクリアしています。
- 幅30cm以上
➤幅31cm×奥行30cm×高さ20cm
- 脱走対策が万全
➤上部のフタで脱走対策バッチリ

【ヒュドラケース3120のレビュー】
満足しすぎて以下記事で『ヒュドラケース3120をレビュー』しました。
筆者が実際に使ってみた感想を率直に書いているので気になってる人はぜひ参考にしてください。
➤【レオパ・イモリ飼育におすすめ】ヒュドラケース3120を徹底レビュー
②陸地
シリケンイモリは『陸棲傾向が強いイモリ』なのでイモリが上陸したくなったときのために陸地を設置してあげましょう!
イモリにおすすめの陸地は『バスキング&シェルターM』ですね。
『バスキング&シェルターM』は十分な広さの陸地に、イモリが上陸しやすいよう傾斜が付いてる優れものです。

【バスキング&シェルターMのレビュー】
以下記事で『バスキング&シェルターMをレビュー』してます。
筆者が実際に使ってみた感想を率直に書いているので気になってる人はぜひ参考にしてください。
➤【バスキング&シェルターMのレビュー】イモリにおすすめ!サイズ・使用感を紹介
③ろ過フィルター
シリケンイモリを飼育するならろ過フィルターを設置するのがおすすめです。
なぜなら『イモリは水の汚れに弱い』から
シリケンイモリは皮膚が弱く水の汚れに敏感なので、ろ過フィルターを使わずに飼育すると体調を崩す可能性が高いです。
そのため、常に水を綺麗にしてくれるろ過フィルターを使ってイモリを飼いましょう。
【おすすめのろ過フィルター】
私が個人的におすすめしているろ過フィルターは『水作パワーフィットプラスS』です。
値段が『約1000円(Amazon価格)』と安め。さらにコンセントに挿すだけですぐ使えるので初心者におすすめですよ!

余裕があるなら揃えるべき飼育道具2選
先ほど紹介した必需品以外に余裕があれば揃えてほしい飼育道具が2つあります。
それがこちら。
この2つはイモリ飼育の必需品ではありません。揃えなくても支障なくイモリを飼えます。
「じゃあなんで揃えてほしいのか?」というと見栄えに大きく関わるからですね。
というのも、先ほど紹介した『イモリ飼育の必需品3選』だけだとあまりにも殺風景なんですよね。実際にケージをお見せします。
めちゃくちゃ殺風景ですよね。
続いてこちらが底砂とレイアウト素材を揃えた飼育ケージ。
「どっちで飼育したい?」と聞かれたら間違いなく2枚目だと思います。

そのため、予算に余裕がある方は『底砂』と『レイアウト素材』の2点を使うことをおすすめしますね。
底砂とレイアウト素材は以下で詳しく紹介してるので興味がある方はぜひ参考にしてください。
①底砂
私が使っている底砂は『金魚・メダカの中粒珠五色砂利 900g』です。
なぜこれを使っているかというと『粒が比較的大きめ』だからですね。
というのも、粒が小さい底砂を使っていると水換えが非常に面倒くさいんですよね……。

そのため、粒が大きく水換えしやすい『金魚・メダカの中粒珠五色砂利 900g』を選びました。
②レイアウト素材
私が使っているレイアウト素材は以下の4つ。
レイアウト素材
- コケ付き石
- コケ付き流木
- コケ(コツボゴケ&シノブゴケ)
- ニッソーコーナー隠れ石
私はコケメインのレイアウトを作りたいと考えていたのでコケ多めでレイアウトを作りましたよ!
もちろんコケじゃなくて石を使いたいという人は石、流木を使いたい人は流木を使ってもらってOKです。

【シリケンイモリのレイアウト】
以下記事では『初心者でも簡単にできるアクアテラリウム風レイアウトの作り方』を紹介してます。
ちょっとでもおしゃれなレイアウトを作りたい方はぜひ参考にしてください。
➤【簡単】シリケンイモリが飼えるアクアテラリウム風レイアウトの作り方
どれを優先して揃えればいい?
一度に全て揃えれればいいんですが予算や時間の都合で無理という人もいると思います。
そんな人のためにここからは揃える優先順位を紹介しますね。

理由は次から紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
1位 飼育ケージ
最優先で揃えるべきは飼育ケージです。
なぜなら『飼育ケージがないと何もできない』から
例えば、ケージがないと以下のことをやろうと思っても出来ないんですよね。
- 陸地を設置する
- レイアウト素材を設置する
- ろ過フィルターを設置する
ケージがあって初めてイモリ飼育が始められるので最優先でケージを揃えましょう!
2位 陸地
飼育ケージの次は陸地を揃えてください。
なぜなら『シリケンイモリは陸棲傾向の強いイモリ』だから
いつでも上陸できるように陸地も優先して揃えておくと良いですよ。
私がおすすめしている陸地はこちらから。
➤バスキング&シェルターM
3位 ろ過フィルター
ろ過フィルターは優先して揃えなくても問題ないです。
なぜなら『水換えでもなんとかなる』から
ろ過フィルターを使わずとも水換えだけで水質は維持できるので優先順位は少し落ちます。
とはいえ、最終的に必要にはなるので余裕ができたら必ず買っておきましょう!
私がおすすめしているろ過フィルターはこちら。
➤水作パワーフィットプラスS
【まとめ】飼育道具を揃えてシリケンイモリを飼おう
ということで、シリケンイモリ飼育を始めたい方は以下3つを揃えましょう。

とはいえ、シリケンイモリを飼育するなら飼育道具を揃えるだけでは足りません。
他にも『温度・湿度』や『エサの与え方』といった飼育方法を知る必要があります。
飼育方法を知らなければシリケンイモリを飼うことはできないのでネットや本で調べましょう!
【シリケンイモリの飼い方】
以下記事で『シリケンイモリの飼育方法』を紹介してます。
どんな飼育設備が必要なのか?エサは何を食べるのか知りたい人はぜひ参考にしてください。
➤【シリケンイモリ入門書】初心者にも分かりやすく飼育方法を紹介
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