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【意外と大変】初心者がカメ飼育を始める前に知っておくべき5つの注意点

【カメ飼育は大変!?】知っておくべき注意点5つ
まーさん
こんにちは、まーさんです!

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。

今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。

カメを飼いたいけど大変?具体的に何が大変なのか知りたい

今回はこんな疑問に答えていきますね。

先に結論を言います。

カメ飼育は意外と大変ですよ!

確かにカメは『丈夫でエサをいっぱいを食べてくれて寒さにも強い』ので初心者でも飼いやすい生き物なのは間違いありません。

しかし、実際の所は『飼育自体は簡単だけどお世話が面倒くさい』というのが事実なんですよね。

まーさん
実際に私もカメを5年以上飼育しているんですが大変だと感じることは多いです。

一度カメを飼い始めると15年〜20年ぐらいは付き合っていくことになるので本当に自分で飼えるのかどうかよく考える必要があります。

だからといって実際に『カメ飼育の何が面倒なのか?何が大変なのか?』これらはイメージしづらいですよね。

そこで、この記事では初心者がカメ飼育を始める前に知っておくべき5つの注意点を紹介します。

元ショップ店員で実際にカメを5年以上飼育している私の経験をもとに紹介していくのでカメ飼育を始めたい方はぜひ目を通してくださいね。

【結論】とにかく水換えが大変

【結論】とにかく水換えが大変

個人的には『とにかく水換えが大変』だと感じましたよ!

なぜ大変かというと『頻度が多い』から

カメは食欲旺盛なのでエサを食べる量が多いんですが、エサをいっぱい与えるということはその分だけ水が汚れるんですよね。

となると水換えが必要になるんですが『なにぶんエサは毎日与えるので汚す頻度がめちゃくちゃ早く』なります。

まーさん
2、3日も経てば汚れてしまうので1週間に2回ぐらいはやらないとダメなんですよね。

そして、この水換えという作業が割と重労働で面倒くさいという理由もあって個人的にはカメ飼育で一番大変だと感じてます。

【初心者必見】カメを飼育する前に知っておくべき5つの注意点

【初心者必見】知っておくべき5つの注意点

ここからはカメを飼育する前に知っておいてほしいカメ飼育の注意点を5つ紹介します。

どれも知っておかないと後で大変な思いをするので初心者の方は必ずチェックしてくださいね。

初心者の方はこの5つの注意点を頭に入れてからカメを飼うようにしてください。

それでは個別に紹介していきます。

注意点①広い水槽が必要

カメ水槽

飼育するカメによるんですが基本的には大きめの水槽が必要になりますね。

具体的には『60cm』ぐらい。このサイズが最低ラインになるかなと思います。

これより小さい水槽だとカメが自由に泳げるスペースが無くなってしまい運動不足やストレスになるんですよね。

そのため、カメ飼育を初める前に大きめの水槽を置けるスペースがあるかどうかは確認したほうがいいでしょう。

ちなみにどうしても大きめの水槽を置けないという方は

『ミシシッピニオイガメのような約15cmぐらいの小型のカメを飼育することをおすすめ』

しますね。これぐらいのサイズのカメなら一回り小さい45cmの水槽でも飼えますよ。

注意点②水を汚すスピードが速い

カメ水槽 汚れ

カメは『水を汚すスピードがとにかく速い』ことも知っておいたほうが良いでしょう。

水換えした直後の綺麗な水も2〜3日も経てばフンやエサの残りで濁ります。

この濁った状態で少しでも放置するとさらに嫌な匂いもしてくるので大変なんですよね。

もちろん、カメの大きさやエサの量によって水を汚すスピードに差は出ますがそれでも3〜4日も経てば水換え必須です。

「1週間に1回ぐらいの水換えなら自分でもできそう」

こんな感じで飼育を初めると実際の水換え頻度とのギャップで大変かもしれないです。

そのため、飼育を初める前に『カメは水を汚すスピードがとにかく速い』という認識は持っておきましょう。

注意点③エサくれダンスがうるさい

キボシヌマガメ

カメはエサくれダンスが思ったよりうるさく感じることがありますね。

エサくれダンスとは?

飼い主が水槽の前にいるだけでエサをくれと水をパシャパシャとさせる行動

カメは人間を『エサをくれる存在』として認識してるので人が目の前にいると水をパシャパシャさせがらエサをねだってくるんですよね。

このいわゆるエサくれダンスと呼ばれるものは最初こそ

「可愛いことしてくれるじゃん」

とも思うんですが長くカメを飼育していくとパシャパシャ音がうるさくてウザく感じることも増えていきます。

もちろん、カメの性格によっては全然パシャパシャしない個体もいるんですがこういう行動をするということをカメ飼育を始める前に知っておいたほうがいいでしょう。

注意点④カメは寿命が長い(15年〜20年)

キボシヌマガメ4

カメは『寿命が長め(大体15年〜20年)』です。

メダカやハムスターのような短命種では無いので一度飼い始めると人生の大半を一緒に過ごすことになります。

そのため、軽い気持ちで飼育を始めると大変なことになるんですよね。

将来的に途中で飼えなくなる可能性が少しでも考えられる(海外出張、持病の悪化など)場合は飼育しないほうが良いかなと思います。

それでも飼いたいという方は『家族や友人、親戚の中から飼えなくなった場合に引き取ってくれる人を探しておくことを推奨』します。

注意点⑤飼えなくなったからといって逃してはいけない

これは先ほどの話に通じるんですがカメを何らかの理由で飼えなくなったからといって『野生に逃すのは絶対にダメ』です。

ペットショップで売られているカメのほとんどは海外産のカメなので日本の環境に放すと生態系に悪影響を及ぼします。

そのため、何らかの理由でカメを飼えなくなっとしても逃す行為だけは絶対にNGです。

もし本当にどうしても飼えなくなってしまった場合は

  • 里親に出す
  • ショップに引き取ってもらう
  • 友達・親戚で引き取り手を探す

こんな感じで出来ることをやりましょう。

【初心者必読】ミズガメのお世話って何するの?

【初心者必見】ミズガメのお世話内容

続いて、カメのお世話を紹介しますね。

カメのお世話は基本的に以下3つだけでOK。この3つさえやっておけばカメ飼育で困ることはありませんよ。

カメのお世話

それぞれ個別に紹介します。

お世話①水換え

まずはカメ飼育の生命線『水換え』ですね。

カメはフンやエサの残りですぐに水を汚すので『1週間に1〜2回』を目安に水換えをしましょう!

ちなみに水換え時に『バケツやブラシといった道具があるとスムーズに水換えできるようになる』ので持ってない人は買っておきましょう。

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お世話②日光浴

次に日光浴ですね。 カメは『甲羅干しをするために日光浴が必ず必要』になります。

日光浴できないと甲羅の成長に影響が出たり生活リズムが崩れたりと良いことはありません。

そのため、バスキングライトを設置したり外に出したりとカメが日光浴をしっかりできる環境を作るようにしましょう。

ちなみに外で日光浴させるときは『30分ぐらい』でOKです。

熱中症にならないようにしっかり確認しながら日光浴させましょう。

お世話③エサやり

最後はエサやりですね。 エサの頻度は基本的に『1日1回』が目安かなと思います。

まーさん
最低1日1回与えておけば問題なくカメを飼えますよ!

それ以上与えたいときはカメの体調や太り具合を見ながらやりすぎないようにしましょう。

【実際に使ってみた】カメ飼育を楽にする便利グッズ3選

【実際に使ってみた】カメ飼育を楽にする便利グッズ3選

ここまで読むと

「カメ飼ってみたいけど大変そうだな……もっと楽に飼えたりしないかな」

と感じる方もいると思います。

そこで、ここからは実際に私がカメ飼育で使ってみてこれは便利だと感じた便利グッズを3つ紹介します。

カメを少しでも楽に飼いたい方はここで紹介する便利グッズは必見なのでぜひ最後まで読んでいってくださいね。

それでは紹介しますね。以下3つを揃えてカメを楽に飼育しましょう。

①バケツ

バケツ

バケツは持っておくのと持たないのでは天と地ほどの差が出るので確実に持っておくことをおすすめします。

なぜここまで言うかというと『水換えに使う』からですね

カメを飼育するなら必ず水換えをする時がやって来ます。ただこの水換えってスムーズに行う方法が意外と無いんですよね。

ホースを使うなら上手く固定しないと水が漏れますし、だからといって水が入った重い水槽を持ち上げて丸ごと水換えするのも非現実的です

まーさん
実際に私もホースを使ったり水槽を持ち上げて見ましたがしんどかったです。

そこでバケツを使ってみるとめちゃくちゃスムーズに水換えできたんですよね。

水を汲むだけで水換えができるので特別な事前準備もいりませんし水槽を持ち上げる必要もありませんでした。

私が実際にバケツを使ってみていろんな場面で救われてきたのでカメを飼うならバケツは1つ持っておくことをおすすめします!

②歯ブラシ

歯ブラシ

歯ブラシも持っておくとカメ飼育がめちゃくちゃ楽になりますよ。

なぜなら『コケ取り道具として優秀』だから

カメを飼うと壁や浮島と色んなところにコケが生えてきます。これは放置してても害は無いんですが見栄えが悪いので可能なら取り除くほうがいいです。

となれば

「見栄えが悪くなるなら掃除しようかな……」

と思って掃除するんですけど、角や隙間などの細かい部分は普通のブラシやスポンジだと取りづらくてかなり不便なんですよね。

そこで歯ブラシの出番です。歯ブラシは毛先が細かく掃除しやすいのでカメのコケ取り道具として超便利。

実際に私も水槽の角や浮島に生えたコケは大きめのブラシだと全然取れないのでいつも歯ブラシを使って掃除してますね。

コケ掃除は見栄えをするなら必須なので掃除用として持っておくことを推奨』しますよ!

③プラスチックケース

プラスチックケース

プラケもカメ飼育では必須ですよ。

なぜなら『水換えや日光浴でカメを取り出す機会が多い』から

日光浴や水換えをするために取り出したカメを家の中に歩かせるのも悪くはありません。

しかし、部屋の中を歩かせた挙句、狭い隙間に入られたりすると救出が面倒なんですよね。

まーさん
日光浴の時は確実にどこかへ行ってしまいます。

そこでカメを隔離しておくための道具としてプラケを準備しておくと何も考えずに日光浴や水換えができるようになります。

プラケを一つ持っておくだけでカメ飼育はめちゃくちゃ楽になるのでカメを飼うなら最低1つは持っておくことを推奨しますよ。

【まとめ】カメ飼育は想像よりも大変

【まとめ】カメ飼育は想像より大変

カメ飼育は想像よりも大変です。 水換えが面倒くさかったり日光浴をさせなきゃいけなかったり寿命が長かったり。

飼育難易度自体は低いので初心者でも簡単に飼えるんですが『長く飼い続けるというのはかなり大変な生き物』です。

そのため、これからカメを飼育しようと考えている方はこれらを頭に入れた上で飼育を始めるようにしましょう。

最後にこの記事で紹介したカメを飼育する前に知っておくべき注意点をおさらいしておきましょう。

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まーさん

大阪在住。
動物系専門学校を卒業→3年ほどペットショップで勤務/爬虫類飼育歴7年。 そんな僕が自身の飼育経験で得た体験を元に、初心者の方にもわかりやすく爬虫類の飼育情報を発信していきたいと思います! Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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