この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年ほど働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
「リクガメって何を揃えれば飼育できる?」
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
結論を言います。リクガメ飼育には以下の6つが必要ですよ。
この6つを揃えれば初心者の方でもリクガメ飼育をスタートできます。
この記事ではなぜこの6つが必要なのか紹介するのでリクガメ飼育を考えている方はぜひ読んでいってくださいね。
リクガメ飼育の必需品6選
それではさっそく紹介します。 リクガメ飼育に必要な道具は以下の6つです。
とりあえずこの6つさえ揃えておけばOK。リクガメ飼育を始めれますよ!
なぜこの6つが必要なのか初心者の方にも分かりやすく紹介していきますね。
①飼育ケージ
まずは『飼育ケージが必要』ですね。ケージがないと何も始まらないので最優先で揃えましょう。
ケージ選びのポイントは以下の2つ。
選び方のポイント
- ケージサイズは幅90cm以上
- 脱走対策が必須
この2つさえ気にしておけばOK。飼育ケージ選びで失敗することはありませんよ。
【ケージサイズは幅90cm以上】
ケージのサイズは最低でも『幅90cm以上』がおすすめですね。
なぜなら『リクガメは大きくなる種類が多く小さいケージでは手狭になる』から
それに加えて運動量も多いので90cmより小さいケージはかなり窮屈です。
【脱走対策が必須】
次に『脱走対策が必須』です。
これはリクガメに限らず爬虫類を飼うなら絶対に気をつけなければいけません。
鍵がついてなかったりフタが無いケージは脱走される可能性が高いので、脱走対策が万全の飼育ケージを選びましょう!
【おすすめの飼育ケージ】
この2つを考慮して選んだおすすめのケージが『グラステラリウム9045』です。
グラステラリウム9045はこんな感じでリクガメを飼育するためのポイントを全てクリアしています。
- 幅90cm以上
➤幅90cm×高さ45cm×奥行45cm
- 脱走対策が万全
➤鍵付きの前面扉で脱走対策バッチリ
【グラステラリウム6045のレビュー】
満足しすぎて以下記事で『グラステラリウム6045をレビュー』しました。サイズは違いますがぜひ参考にしてください。
➤【レビュー】最強の飼育ケージ!グラステラリウム6045が当たりでした
②バスキングライト
リクガメがバスキングできるようにバスキングライトを設置しましょう。
バスキングとは?
日光浴、日向ぼっこ
リクガメは昼間に日光浴をして体を温めてから活動を始めます。
体温が上がらないと脱皮に影響が出たり食欲不振になるのでバスキングライトは必須ですよ。
【おすすめのバスキングライト】
私が使っているのはGEXの『サングロータイトビーム 100w』です。
サングロータイトビームはリクガメが快適にバスキングするために必要な温度帯まで一気に気温を上げてくれます。
私も使っていますが何の問題もなく飼育できているのでこれにしておけば間違いなしですよ。
③紫外線ライト
続いて、バスキングライトと合わせて紫外線ライトも使いましょう。
なぜ必要かというと、リクガメは紫外線を浴びないと以下の2つを行えないから。
紫外線を必要な理由
- 骨や歯の形成
- 病気の予防
リクガメは紫外線を浴びないと体内でビタミンD3という栄養素を作れません。
この『ビタミンD3は不足するとクル病のような骨の病気に罹りやすくなる』んですよね。
クル病になるとまともに歩けなくなったりエサ食いに支障が出たりと良いことはありません。
【おすすめの紫外線ライト】
私がおすすめする紫外線ライトは『レプタイルUVB150 26W』です。
これは乾燥地帯に住む爬虫類向けに作られているので紫外線量が多くリクガメにピッタリの紫外線ライトです。
実際に私も5年以上使ってますが何の問題もなくリクガメを飼えてますよ!
④床材
リクガメを飼育するときは床材を敷いてあげましょう。
なぜ敷くかというと『ケージの床がツルツルと滑って骨格の成長に支障がでる』から
ツルツルと滑るケージで飼い続けると骨格がしっかりと成長せず変な方向に曲がったり健康に悪影響が出ることがあります。
健康的にリクガメを飼育するためにも必ず床材は敷くようにしてあげてください。
【おすすめの床材】
個人的には『デザートブレンドクラシック』のような砂系の床材がおすすめ。
おすすめの理由は以下の3つ。
- 見栄えがいい
- メンテナンスがしやすい
- 粒が小さく誤飲されても比較的安全
見た目も良く、掃除もしやすいので迷ったらこれにしておけば間違いなしですね。
【デザートブレンドクラシックのレビュー】
以下記事で『デザートブレンドクラシックをレビュー』してます。
使用感やメリット・デメリットを紹介してるのでぜひ参考にしてください。
➤【デザートブレンドクラシックをレビュー】乾燥系爬虫類の床材はこれがおすすめ
⑤シェルター
リクガメが休憩できる場所としてシェルターを設置してあげましょう。
なぜ必要かというと『シェルターが無い状態が続くと人の目に晒され続けてストレスを受けてしまう』から
ストレスは体調不良の原因になるので忘れずに購入しておきましょう。
【おすすめのシェルター】
私が使っているのは『スドー ロックシェルター SP XXL』ですね。
なぜこれを使っているのかというと
- 十分な大きさ
- レイアウトの雰囲気を崩さない
- 見た目が洞窟みたいでカッコいい
この3つの理由からずっと愛用しているので、シェルター選びで迷ったらおすすめですよ!
⑥ソケット
バスキングライトや紫外線ライトを使うならソケットが必須です。
ソケットが無いとライト類を使うことは出来ないので確実に購入しましょう。
【失敗しないソケットの選び方】
ソケットにはいくつか種類があるので適当に選んではいけません。
以下記事で『失敗しないソケットの選び方』を紹介してるのでぜひソケット選びの参考にしてくださいね。
➤失敗しないソケットの選び方【爬虫類ライト】
どの飼育道具から揃えればいい?
一度に全て揃えられればいいんですが予算や時間の都合でできないという人もいると思います。
そんな方のためにここでは飼育道具の優先順位を紹介しますね。
飼育道具の優先順位
個人的にはこの順番で飼育道具を揃えることを推奨します。 理由は以下の通り。
1位 飼育ケージ
最優先で揃えるべきは飼育ケージですね。
なぜなら『飼育ケージがないと何もできない』から
例えば、以下のこれって全て飼育ケージを準備しないと設置出来ないんですよね。
- 床材を敷く
- ライトを設置する
- シェルターを設置する
ケージがあって初めて道具を設置できるようになるので何よりも優先してケージを揃えましょう!
2位 バスキングライト・ソケット
バスキングライトも先に買っておくことをおすすめします。
なぜなら『命に関わる』から
というのも、紫外線ライトや床材は数日ぐらいなら無くても問題ありませんがバスキングライトはそうもいきません。
バスキングライトが無いと日光浴ができないので体温を上げる手段が無くなるんですよね。
日光浴不足は体調不良の原因になるのでケージとセットで先に買っておくことを推奨しますよ。
ちなみに『バスキングライトを使うならソケットも必要になるので揃える順番は同じ』になります。
3位〜5位 床材・紫外線ライト(ソケット)・シェルター
この3つは急いで揃える必要はありません。
最終的には必要ですが他の道具と比べて優先順位が低めですね。
なぜなら『数日ぐらいなら無くても何とかなる』から
その理由が以下の通り。
- 床材
➤数日ぐらいなら無くても支障なし - 紫外線ライト(ソケット)
➤外で日光浴させればいい - シェルター
➤人馴れした個体ならそもそも設置しないこともある。ビビり個体なら必要。
こういった理由から他の飼育道具と比べると優先順位が低いです。
そのため、揃えるのは後回しでもOKですよ。
【まとめ】飼育道具を揃えてリクガメを飼おう
リクガメ飼育を始めたい方は以下の6つを揃えましょう。
とはいえ、リクガメ飼育を始めるなら飼育道具を揃えるだけでは足りません。
他にも『温度・湿度』や『エサの与え方』といった具体的な飼い方を知っておく必要があります。
以下記事でリクガメを初めて飼うという方向けにおすすめの飼育本を紹介してるのでこちらもぜひ参考にしてください。
【おすすめの飼育本・図鑑紹介】
以下記事で『おすすめの爬虫類飼育本・図鑑』を紹介してます。
興味のあるリクガメがいる方はこちらも参考にしてください。
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リクガメ飼育にいくら必要なのか気になる方はぜひ参考にしてください。
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以下記事では『リクガメがシェルターに登ってしまったときの対処方法』を紹介してます。
かなり独特な対処方法ですが困っている方はぜひ参考にしてください。
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