この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年ほど働いてました。 今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
今回はビバリアの『GEX ライトドーム』をレビューしていきます。
先に私が実際に使ってみた結論を言いますね。
カメ飼育にめちゃくちゃおすすめだと感じましたよ!
なぜこう思ったのかというと『脱走対策とバスキングスポットの兼用』ができるから
これはこの後、詳しく紹介するんですがカメを飼育するなら『GEX ライトドーム』はめちゃくちゃおすすめですよ。
とはいえ、使うかどうかはメリット・デメリット、使用感を知ってから決めたいですよね。
そこで、この記事では筆者が感じた『GEX ライトドームの使用感やメリット・デメリットを実際にレビュー』していきます。
カメの脱走対策やバスキングスポットの作り方で悩んでいる方はぜひ読んでいってください。
【結論】脱走対策とバスキングスポットを両立できておすすめ
それでは早速、なぜ『GEX ライトドーム』がミズガメ飼育におすすめなのか紹介します。
それは『脱走対策とバスキングスポットを両立できる』からですね
というのも、カメ飼育ではバスキングスポットを作るために陸地を設置する必要があります。
しかし、バスキングスポット用の陸地を設置してしまうとそれを伝ってカメが脱走してしまう可能性が出てくるんですよね。
となれば、フタを設置しなければいけませんがフタを設置すると『今度はバスキングライトを置けなくなってしまうという問題が発生してしまう』んですよね。
順番に問題点を書き出すとこんな感じ。
- 日光浴用のバスキングライトが必要
- バスキングできるように陸地が必要
- しかし、陸地があると脱走しやすくなる
- 脱走対策のためにフタが必要
- フタを置くと今度はバスキングライトが置けない
これらの問題を解決しないと脱走対策とバスキングスポットの両立ができません。
それならばどうするか?
フタの上にバスキングライトを置けばOK
フタの上にバスキングライトを置けばバスキングスポットを作ることができますし、ライトの重みでフタが動くこともなくなるので脱走されることはありません。
そのため、フタの上に置くタイプのソケットを使えば全ての問題を解決できるというわけです。
これらの理由を踏まえて私が使っているソケットがこちら『GEX ライトドーム』です。
『GEX ライトドーム』ならバスキングスポットと脱走対策を兼用できるのでミズガメ飼育におすすめなんですよね。
GEX ライトドームの見た目とスペック
今回紹介する『GEX ライトドーム』はGEXという観賞魚用品メーカーから販売されている爬虫類ライトのソケットです。
簡単なスペック紹介がこちら。
【GEX ライトドームのスペック】
- サイズ
➤幅17.7cm×奥行17.7cm×高さ19cm - 重量
➤552g - 価格
➤約3,500円(Amazon価格)
詳しくはこちらから。
➤AmazonでGEX ライトドームを見る
これはフトアゴヒゲトカゲやイグアナといった爬虫類向けのソケットなんですがミズガメ飼育で使っても全く問題ないです。
【全体像】
写真だと分かりにくいかもしれませんが思ったよりデカかったですね。
特に高さがあるので二段タイプ水槽台の下に水槽を置いてたりすると高さに引っかかって使えないかもしれません。
【大きさ】
続いて、実際に大きさを測っていきます。
まずは『高さ』から。
高さは『約19cm前後』ですね。
15cm定規より4cmほど大きいイメージをしてもらうと大きさが掴めるかなと思います。
次に『横幅』です。
横幅は『約15cm』ぐらいですね。
こちらは15cm定規と同じなのでイメージしやすいかなと思います。
【カメ用フタの上に置いてみた】
実際にカメ用フタの上に置いてみました。
『上面』
『前面』
60cm水槽にフタを設置しその上に置いてるんですがまあまあな圧迫感はありますね。
こちらはGEXライトドーム14cmタイプと比較した写真ですがやはり18cmはデカめですね。
【左:14cm 右:18cm】
GEX ライトドームのデメリット
まずはデメリットを紹介します。
デメリット |
|
『GEX ライトドーム』はクリップタイプのソケットと比べると少し割高なのはデメリットですね。
- マルカン クリップソケット
➤約3000円 - GEX ライトドーム
➤約3500円
【クリップタイプのソケットはこちら】
さらに、GEXライトドームは『フタが無いと使えないソケット』なので使い所に困るというデメリットもありますね。
さらに、大きめのソケットなのである程度のスペースが無いと置くこと出来ないというのもデメリットだと思います。
GEX ライトドームのメリット
続いて、メリットを紹介します。
メリット |
|
一番のメリットは『ライトドーム自体がフタの重りになり脱走対策に繋がる点』ですね。
ライトドーム自体にそこそこの重量があるのでカメがフタをガシャガシャしたとしても脱走されることはほぼありません。
実際に私はライトドーム以外の重りを乗せずに飼ってますが脱走されたことは無かったです。
さらに『設置が簡単』なのが嬉しいところ。
ライトドームにライトを取り付けその状態でフタの上に置けばOKなので誰でもできると思います。
次に『ミズガメ以外の爬虫類飼育に使用』できるのもメリットです。
フトアゴヒゲトカゲやイグアナといった爬虫類を途中で飼いたくなった時でも流用できるのも嬉しい点ですね。
さらに、ライトドームを使うと陸地の距離が短くなるので『バスキングスポットの温度をしっかり上げれる』ところも評価してます。
日光浴が捗るのでカメを健康的に飼育することが出来ますよ。
GEX ライトドームを実際に使ってみた
というわけで、実際に『GEX ライトドーム』を60cm水槽に設置してみました。
横・斜めから見たらこんな感じ。
浮き島全体にライトを照射できているのでバスキングスポットとしての役割は十分果たせていると言っていいでしょう。
さらに『GEX ライトドーム』ある程度の重量があるのでカメが脱走しようとフタをガシャガシャしても簡単には動きません。
そのため、脱走対策にも一役買ってくれてます。
ちなみに使っているのは『GEX ライトドーム 18cm』という物です。
他に『14cmタイプ』の物もありますが大は小を兼ねるとも言うので大きめの『18cmタイプがおすすめ』です。
➤GEX ライトドーム 18cm
【Q&A】GEXライトドームの気になる疑問
ここからは『GEX ライトドーム』のよくある疑問に答えていこうと思います。
以下の疑問に答えていくので何か分からないことがある方はぜひ参考にしてくださいね。
GEX ライトドームの疑問
それぞれ個別に紹介します。
疑問①サイズ展開って何がある?
以下2つのサイズ展開がありますよ。
GEX ライトドーム 14cm
➤サイズ: 幅13.8×奥行13.8×高さ16.9cm
GEX ライトドーム 18cm
➤サイズ:幅17.7cm×奥行17.7cm×高さ19cm
この2つですね。大きさを比較した写真があるので参考にどうぞ。
疑問②ライトのW数はどこまで使える?
GEX ライトドーム 14cm
➤バスキングライト:75Wまで
紫外線ライト:26Wまで
GEX ライトドーム 18cm
➤バスキングライト:150Wまで
水銀灯:125Wまで
紫外線ライト:26Wまで
こんな感じですね。
設置場所の都合もあると思いますが基本的には適応W数の広い18cmタイプがおすすめですよ。
疑問③GEXライトドームを乗せるならどのフタがおすすめ?
スドー ハープネットシリーズがおすすめ!
フタに関しては『スドー ハープネット』シリーズが圧倒的におすすめですね!
私も実際に使っているんですが網目状なのでバスキングスポットにピッタリ。
さらに、鉄製なので頑丈、バスキングライトを照射しても問題ありませんでした。
そのため、GEXライトドームを乗せるフタを探している方は『スドー ハープネット』がおすすめですよ!
ちなみにサイズは以下2つがあるので自身の使っている水槽サイズに合わせて選ぶようにしましょう。
スドー ハープネット45
➤サイズ:高さ1cm×幅45.4cm
スドー ハープネット60
➤サイズ:高さ1cm×幅60.5cm
【結論】GEXライトドームはミズガメ飼育におすすめ!
GEXライトドームは『脱走対策とバスキングスポットの両立』をしてくれるソケットなので初心者におすすめですよ。
なぜおすすめかは以下の通り。
- 設置が簡単
➤フタの上に置くだけでOK - 脱走対策にもなる
➤ライトドーム自体が重りになってくれる - ミズガメ以外の爬虫類にも使える
➤フトアゴやイグアナ、カメレオン系もOK - バスキングスポットの温度をしっかり上げれる
➤カメの日光浴が捗る
意外とデカめというところ以外に目立ったデメリットも無かったのでミズガメを飼おうと思ってる方におすすめのソケットだと思います。
これからミズガメを飼おうと思ってる方はぜひ使ってみてくださいね。
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