この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
「これから1人暮らし始めるから憧れだった爬虫類を飼いたい」
「でも、お世話とか部屋のスペースとか大丈夫かな……1人暮らしでも飼えるかな?」
こんな悩みを持ってる人に結論を言います。
全く問題ありません!
むしろ一人暮らしと爬虫類の相性は抜群。『一人暮らし向け』と言っても良いですね。
その理由がこちら。
パッと思いつくだけでもこれだけのメリットがあります。爬虫類は一人暮らしのペットに最適と言っていいです。
この記事ではなぜ爬虫類が一人暮らしと相性が良いのかさらに詳しく紹介します。
一人暮らしでも爬虫類を飼える悩んでいる人はぜひこの記事を読んでいってくださいね。
後半にはおまけとして『飼育したい爬虫類の選び方』も紹介するのでぜひ読んでいってください!
爬虫類が一人暮らしと相性が良い理由
先ほども言いましたが爬虫類が一人暮らしと相性が良い理由は5つあります。
私が実際に一人暮らしをしていて思った理由なのでぜひ参考にしてくださいね。
場所を取らない
「飼育にどれくらいのスペースが必要か?」
これ気になってる方多いと思います。
結論を言うと、よほど大型の爬虫類を飼育しない限り場所を取りません
TVやYouTubeを見ているとこんな人よく見かけますよね。
- 部屋全体でイグアナとかリクガメを飼ってる
- めちゃくちゃデカいケージでオオトカゲを飼っている
あれを見ると「広いスペースが必要なのか~」と思うかもしれませんがこれは種類によります。
大型の爬虫類はやはりデカいケージが必要ですが小型の種類ならば『部屋の一角で飼うことは全く難しくない』です。
そのため、種類にもよりますが生活スペースを圧迫することなく爬虫類を飼育できますよ!
実際に私も爬虫類を飼育していますが『ワンルーム6畳の部屋に5匹の爬虫類を飼育』できています。
もちろん他の生活スペースを確保した状態なので一人暮らしでも問題なく飼えますよ。
鳴き声を発さない
鳴き声を発するかどうか気になりますよね。
たしかに犬や猫、鳥といった人気のある生き物は鳴き声を発するので「マンション・アパート住みだから飼育はちょっと…」と思っている方も多いと思います。安心してください。
爬虫類は基本的に鳴き声を発しません
一応、種類によっては鳴き声を発する爬虫類もいますがうるさくないので気にしなくて大丈夫だと思います。
- 夜間に鳴いて眠れない
- うるさくて近隣住民から苦情が来る
こんなトラブルはまず起きないのでマンションやアパート住みの方でも周りを気にせず飼育することができますよ。
家を空けることができる
一人暮らしだとこんなことがよくあります。
「明日から突然出張になってしまった…」
「友達に旅行に誘われてしまった…」
「実家に帰省しなければいけない」
どうしても社会人の方は仕事の出張や人付き合いで家に帰れなかったり夜が遅かったりと家を空けがちです。
家を空けるとなると、ペットのエサとか掃除が心配ですよね。
大丈夫です!爬虫類なら家を空けても問題なしです!
というのも、『爬虫類は毎日エサを与えなくても大丈夫』だから。
飼い主が家を空けている間に『一番気になることと言えばエサやり』だと思います。
しかし、爬虫類は燃費がとても良く、2~3日程度ならエサを与えなくても影響が出ないことが多いんですよね。
もちろん個体や種類によって変わりますが『健康な個体でしたら1週間程度与えなくても平気』です。
むしろエサの与え過ぎで肥満になってしまい寿命が短くなったりと与え過ぎのほうが良くなかったりするんですよね。
そのため、家を空けることが多い一人暮らしの方でも爬虫類なら飼育することができますよ!
お世話に時間がかからない
日頃のお世話はそんなに時間がかからないです。
大体10分~20分ぐらいですよ!
なぜこんなにお世話の時間が短いかというと、お世話ですることは以下の2つだけだから。
- エサやり
- フンやエサの掃除
仕事から帰ってきてサクッと10分ぐらいお世話をして終わり。日頃のお世話はこれでOKです。
もちろん種類によってお世話の内容も変わるので時間がかかることもあります。
特に大型の爬虫類を飼育している場合はエサや掃除が小型の爬虫類と比べると大変かなと。
たまに床材の交換をしたりケージの細かいところまで掃除が必要なときもあるので、そのときはゆっくりと時間をかけて行いましょう。
同居人にギャーギャー言われない
一人暮らし最大のメリットと言っても良いです。
- 同居人(家族やパートナーなど)に何も言われません
- トカゲやヤモリ、ヘビを何匹飼おうとも何も言われません
このメリットって一見なんでも無いように見えて意外と重要です。
なぜなら『爬虫類は苦手な人が多い』から
『トカゲやヘビが苦手』という人は多いので家で爬虫類は飼えないという人も多いんですよね。
「それなら自分の部屋で飼えばいいんじゃない?」
とも思うかもしれませんが苦手な人は同じ空間にいるだけでも嫌悪感を感じます。
ケージから出てこないのが分かってても嫌なものは嫌なんですよね……。
そのため、爬虫類を飼育しようと思っても同居人が苦手だったら拒否されるというわけです。
ちなみに昆虫も苦手な人が多いので『コオロギをエサに使う場合はガチで口論』になります。むしろ昆虫の方が苦手という人が多いかなと。
しかし、一人暮らしなら何も気にしなくて良いです。好きに飼えます。
自分しか居ないので自由です。好き勝手飼いましょう!
【結論】一人暮らしと爬虫類の相性はバッチリ!
『一人暮らしと爬虫類は相性がバッチリ』ですよ。その理由が以下の通り。
めちゃくちゃ相性良いですよね。
爬虫類は一人暮らしの人にめちゃくちゃおすすめできる生き物なので興味ある方はぜひ飼育してみてください!
そして『爬虫類の飼い方を知りたい人は飼育本を読む』のが近道です。 爬虫類のプロが具体的に書いてるのでめちゃくちゃ参考になりますよ。
おまけ①どうやって選べばいい?
「爬虫類が一人暮らしと相性が良いのは分かったけど、実際にどんな種類を選べばいいの?」
これ気になる方もいると思います。たしかにどうやって選んでいけばいいかわからないですよね。
爬虫類と一言でいってもその中にはトカゲやヤモリ、カメ、ヘビと種類が多いので好みの種類を見つけるのは難しいです。
そこで爬虫類を選ぶときの基準を2つ紹介します。
ここで紹介する2つの基準をもとに爬虫類を選べば好みの種類を見つけれると思いますよ!
選ぶときの基準
初心者向けの種類から選ぶ
『初心者向けの種類から選ぶのもおすすめ』ですね。
というのも、爬虫類は種類によって飼育が簡単だったり難しかったり難易度が変わります。
その中から初心者が選ぶなら圧倒的に『簡単な種類がおすすめ』ですね!
なぜなら『飼育が難しい種類はある程度の知識が無いと上手く飼育できない』から
もちろん勉強をして知識のある人に教えてもらえれば飼育できますがそれでも大変です。
しかし『初心者向けの爬虫類なら飼育経験が無くとも飼うことは難しくありません。
さらに初心者向けの爬虫類は丈夫なので手探りで飼育してもなんとかなります。
そのため、初心者向けとして紹介されることが多い爬虫類を選ぶのも一つの手ですよ!
【初心者向け爬虫類】
以下記事で『初心者向けの爬虫類を紹介』してます。
どんな種類がいるか気になる方は参考にしてください。
見た目で選ぶ
私としては『好きな見た目の爬虫類を選ぶほうがおすすめ』ですね。
なぜこっちがおすすめかというと『モチベーションが段違い』だから
初心者向けの爬虫類から選ぶのも悪くないんですがやはり種類が限られてて好みの爬虫類がいないこともあるですよね。
その点、自分の好きな見た目の爬虫類を選んでいれば飼育するのが楽しくなりますしモチベーションも上がります。
こういった理由から爬虫類を選ぶ時は『好きな見た目の爬虫類を飼育』するのがおすすめですよ!
おまけ②初心者におすすめの爬虫類
ここまで読むと実際にどんな爬虫類が初心者向けなのか気になりますよね。
爬虫類は市場に流通しているものでもたくさんの種類がいるので前知識なしで選ぶのはおすすめしません。
そこで、ここからは『元ショップ店員の私が初心者向けの爬虫類を5種類ほど厳選』してきました。
この5種類はどれも飼育が難しくなく『初心者の最初の一匹』としておすすめですよ。
初心者向けの爬虫類
①フトアゴヒゲトカゲ
フトアゴヒゲトカゲは超王道『トカゲ界No.1』と言っていいほど知名度と人気がずば抜けて高い爬虫類です。
色んなサイトでも初心者向けの爬虫類として必ず紹介されるので既に知っている人もいるかもしれません。
そんなフトアゴヒゲトカゲがなぜこんなに人気があるかというとその理由はこれだと思います。
人気の理由は丁度いいサイズ感
➤大体40cmぐらい
私が思うフトアゴヒゲトカゲの人気の理由は『丁度いいサイズ感』だと思います。
このサイズの何が丁度いいかというと以下2つの理由があると思います。
- ペットとして可愛がれて
- スペースをあまり取らない
やはり爬虫類を飼う人はペットとして触れ合いたいという願望が少なからずあると思います。
フトアゴヒゲトカゲの40cmというサイズは『抱っこできて散歩』ができる丁度いいサイズなんですよね。
「それならオオトカゲとかグリーンイグアナでも出来るじゃん」とも思うかもしれませんが確かに出来ます。
しかし、この『2種は広いスペースが必要なので飼育ハードルが高い』んですよね。
さらに大型の爬虫類は触れ合うのも割と危険だったりします。噛まれると致命傷です。
しかし『フトアゴヒゲトカゲなら60~90cmのケージで飼えますし大人しい性格』なので触れ合うことも簡単にできます。
こういった手軽さと簡単に触れ合えることから初心者向けの爬虫類として人気が出ていると思いますよ。
【フトアゴヒゲトカゲの飼育方法】
以下記事で『フトアゴヒゲトカゲの飼育方法』を紹介してます。
フトアゴ飼育に興味ある方は参考にどうぞ。
➤【フトアゴヒゲトカゲ飼育ガイド】初心者にも分かりやすく飼育方法を解説
②ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
先ほどフトアゴヒゲトカゲがトカゲの中で一番人気と言いました。
しかし、ヒョウモントカゲモドキは『爬虫類人気No.1』です。
ヤモリ人気を飛び越えて爬虫類人気No.1です。めちゃくちゃ人気です。
その人気さからほとんどのペットショップで取り扱いがあるので目に触れる機会も多いですね。
さらに多様なカラーバリエーションもあり、飼育自体も容易でさらには繁殖まで可能と至れり尽くせりです。
個人的にも『一番最初に爬虫類を飼育するならヒョウモントカゲモドキ』がおすすめだと思っていますね。
なぜなら『情報量が段違いに多い』から
ネットでちょっと調べるだけでも大量の飼育情報が出てくるので頭がパンクします。
そして情報量が多いことの何が良いかというと『トラブルにすぐに対応できる』んですよね。
例えば以下の状況になったとき飼い主は焦ると思います。すぐにでも解消したいですよね。
- エサを食べない
- いつもより動きが鈍い
そしたら次にやることはネットとかYouTubeで原因を調べることだと思います。そんなときに知りたい情報がすぐに出てくると安心しますよね。
これがマイナーな種類だと情報が全く出てこず手探りで飼育しなければいけないので初心者にはしんどいです。
その点、レオパならすぐに疑問やトラブルを解決できますよ!
③サバクトゲオアガマ
サバクトゲオアガマを初心者向けの爬虫類としておすすめするサイトはほとんどないです。
飼育は簡単なんですが先ほど紹介した2種類と比べるとどうしても知名度や人気で劣るんですよね。
しかし、個人的には『丈夫で飼育しやすく初心者におすすめ』できるトカゲだと思うので紹介しようと思います。
サバクトゲオアガマの良いところは以下の2つ。
- 見た目がカッコいい
- 草食性なのでコオロギがいらない
この2つが個人的推しポイントですね。
【見た目がカッコいい】
顔こそオッサンっぽいですが体色はペンキで塗ったような真っ黄色だったり、緑っぽい色をしていたりとめちゃめちゃ派手です。
それでいて尻尾がトゲトゲしていて強そうな見た目をしているんですよね。
【草食性なのでコオロギがいらない】
多くのトカゲ・ヤモリは肉食なのでコオロギやミルワームのような生きた昆虫が主食になります。
しかし、サバクトゲオアガマはスーパーで売っている『小松菜やチンゲン菜がエサ』なので以下のような方におすすめできるんですよね。
- 同居人が昆虫嫌い
- 家に昆虫を置きたくない
- 昆虫が苦手(コオロギ、ミルワームなど)
こんな感じで昆虫嫌いの人でも何の問題もなく飼えるところがおすすめポイントですね。
【サバクトゲオアガマの飼育方法】
以下記事で『サバクトゲオアガマの飼育方法』を紹介してます。飼育方法に興味ある方は参考にどうぞ。
➤【サバクトゲオアガマ飼育ガイド】初心者にも分かりやすく飼育方法を紹介
④ヘルマンリクガメ
続いてはリクガメですね。数いる種類の中でも『ヘルマンリクガメ』が特におすすめですよ!
なぜおすすめかというと『大きさ約30cm』とサイズが小さめだから
リクガメの多くはどんどん大きくなるので飼育ケージで飼いきるのは難しいんですよね。
- 庭で飼う必要が出てくる
- リクガメ用に部屋の一角を改造
こんな感じで手間がかかる種類が多いです。
しかし、ヘルマンリクガメは大きくなっても『30cm』いかないぐらいの大きさなので飼育ケージで飼い続けれるんですよね。
それでいて、飼育自体も難しくないのでリクガメを飼いたいならヘルマンリクガメからスタートするのがおすすめです!
⑤ミシシッピニオイガメ
最後はミズガメ。私のおすすめは『ミシシッピニオイガメ』です!
ミシシッピニオイガメの最大の魅力は『小柄なサイズ』ですね
なんと最大で『約14cm』程度のサイズまでしか大きくなりません。
ミシシッピニオイガメはミズガメの中でもかなり小さく広いスペースを必要としません。
さらに『丈夫で人慣れもしやすく飼育自体も難しくない』です。
そのためワンルームで暮らしているけど「カメは場所を取るから飼えない……。」と飼育を諦めている方におすすめできるミズガメですよ。
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