この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年ほど働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
爬虫類飼育に興味あるけど実際に飼育してみて面白いの?どうなの?
こんな風に爬虫類飼育に対して疑問を持っている方っでは多いのではないでしょうか?
たしかに爬虫類飼育って外から見ても面白いのか楽しいのか分からないですよね。
- 犬猫と比べて表情や動きが乏しい
- 散歩ができるわけでもない
- 懐いてくれるわけでもない
「何が楽しくて爬虫類を飼育しているんだろう?」 と疑問に思うのも無理ありません。
ズバリ結論を言います。
爬虫類飼育めちゃくちゃ楽しいです!
この記事では爬虫類飼育歴7年の私が実際に飼育してみた感じた爬虫類の魅力を紹介します。
爬虫類飼育に興味がある方はぜひ読んでいってくださいね。
爬虫類飼育の魅力
ということで、私が爬虫類を7年飼育してみて感じた爬虫類飼育の魅力は以下の5つ。
爬虫類飼育の魅力5つ
私が実際に飼育してみて感じた魅力はこの5つ。具体的な理由は次から紹介しますね。
魅力①レイアウトを楽しめる
爬虫類飼育では『熱帯雨林や砂漠といったレイアウトを再現できる』のも魅力の一つですね。
例えば私の飼育しているトゲオアガマ。
トゲオアガマは砂漠・乾燥地帯に住んでいるトカゲなので『飼育を楽しむなら砂漠に近いレイアウトを作れると良さそう』ですよね。
ということで、ネットやYouTubeで色んな人のレイアウトを参考にして実際に作りました。 それがこちら。
少しは砂漠感が出てると思います。
こんな感じでトゲオアガマの生息地に合わせてレイアウトを作ると映えますよね。
これが例えば、芝生を敷いてレイアウトを作った場合をイメージしてください。トゲオアガマは映えないと思います。
漠然と爬虫類を飼うだけではなく爬虫類が映えるレイアウトを作るのも爬虫類飼育の楽しみの一つですよ。
魅力②飼育スペースを取らない
爬虫類飼育は飼育スペースをそこまで取らないのも魅力です。
これが例えば犬や猫だったら専用の部屋を用意しなければ行けなかったり、広い家に住む必要が出てきますよね。
爬虫類ならワンルームあればOKですよ!
こんな風に場所を取らず楽しめるのも爬虫類飼育の魅力の一つ。
ちなみに大型の爬虫類を飼いたいとなると広い飼育スペースを求められます。
魅力③種類が多種多様で面白い
爬虫類は種類がめちゃくちゃ多いのも魅力の一つですね。
ざっと種類を挙げてみます。
種類 | 代表種 |
トカゲ | フトアゴヒゲトカゲ アオジタトカゲ サバンナモニター |
ヤモリ | ヒョウモントカゲモドキ(レオパ) クレステッドゲッコー グランディスヒルヤモリ |
ミズガメ | ミシシッピニオイガメ ジーベンロックナガクビガメ キボシイシガメ |
リクガメ | ヘルマンリクガメ ギリシャリクガメ ケヅメリクガメ |
ヘビ | ボールパイソン コーンスネーク グリーンパイソン |
これはほんの一部です。ここで紹介しきれていない爬虫類もたくさんいます。
多種多様な爬虫類から自分好みの爬虫類を見つけるのも爬虫類飼育の楽しみですよ。
魅力④動きが予測できず癒される
爬虫類は動きが予測できなくて癒されますよ。
またしてもトゲオアガマを例に出します。 例えばこの写真。
エサを食べている途中なんですが足をシェルターに乗せてますね。
どう考えても食べずらいです。なぜ足を乗せたままなのかは全く分かりませんが当の本人は一切気にしてません。
次にリクガメの写真。
はい、口に野菜を付けてひっくり返ってます。 何が起きたのか全く分かりませんね。
ひっくり返るのはまだしも口に野菜付けたままなのも意味が分かりません。
こんな感じで『ツッコミどころが多い予測不能の動きをするのも爬虫類飼育の魅力』ですね。
魅力⑤ただそこにいるだけで良い
爬虫類飼育の魅力は正直これに尽きますね。
ただ『そこにいるだけで良い』です
たとえ愛嬌が無くても散歩できなくても表情が乏しくてもただそこにいるだけで良いんです。
自分が『気に入った爬虫類が同じ空間にいるというだけでも爬虫類飼育は楽しい』んですよね。
例えばこんな感じ。
- エサを食べている
- 流木に登っている
- 砂をごそごそと掘っている
- バスキング(日光浴)をしている
こんな風にただそこにいて、いつも通りの動きをしてくれるだけでも爬虫類飼育はめちゃくちゃ楽しいです。
むしろ爬虫類たちの生活サイクルを間近で見れることこそが爬虫類飼育の一番の楽しみと言っても良いかなと感じますね。
爬虫類を飼うにはどうすれば?
ここまで読むと爬虫類を飼ってみたいと興味を持つ方もいると思います。
そんな方が最初につまづくのはやはり『何をすればいいのわからない』これに尽きますね。
そんなときは飼育したい爬虫類を決めましょう!
とにもかくにも自分が飼いたい爬虫類が決まらなければ次のアクションは起こせません。
そのため、まずは自分が飼いたいと思える爬虫類を決めましょう。
とは言われても 「そもそもどんな爬虫類がいるのかどうやって調べればいいのわからん……」 と思いますよね。
一番楽な方法は『ネットで調べること』です
『爬虫類 初心者』みたいなワードで検索すれば初心者向けの爬虫類が色々と出てきます。
とは言ったものの『ネットの情報だけで飼いたい爬虫類を決めるのは避けた方が良い』です。
なぜなら『種類が偏りがち』だから
初心者向けの爬虫類と言うとどうしても種類が限られます。 たとえば以下の爬虫類はどこのサイトでも紹介されてます。
- ヒョウモントカゲモドキ
- フトアゴヒゲトカゲ
- ヘルマンリクガメ
- ボールパイソン
これだと選択肢が少なくお気に入りの爬虫類は見つけづらいです。
そこで私がおすすめするのは『飼育本を読むこと』ですね。
飼育本はメジャーな種類からマイナーな種類までいろんな爬虫類が掲載されているので情報収集にピッタリ。
さらに飼育方法も書かれてるので1冊でも持っておけば大体の飼育イメージは掴めますよ。
飼育したい爬虫類を決めるなら飼育本を読むことをおすすめします。
筆者おすすめの飼育本
私がおすすめする飼育本は『爬虫類飼育完全マニュアル』です。
写真付きで分かりやすく爬虫類が紹介されているので、これを読めば興味のある爬虫類は見つかると思います。
飼育方法も書かれているので情報収集にピッタリの本ですよ!
【おすすめの爬虫類飼育本】
以下記事では『初心者におすすめの爬虫類飼育本』を紹介してます。
爬虫類の飼い方や飼育設備を知りたくて初心者向けの飼育本を探している方はぜひ参考にしてください。
➤【必須】爬虫類を飼うなら持っておくべき!おすすめの図鑑・飼育本7選
【必須】どんな爬虫類にも絶対使う飼育道具4選
「爬虫類飼育を始めたいけど何が必要なのかわからない……」
爬虫類飼育に興味を持ち始めた方はこんな疑問出てくると思います。
そこで、ここからは全ての爬虫類に共通して必要になる飼育道具を紹介していきます。
どれも爬虫類の種類に関わらず確実に使う飼育道具なのでこれから爬虫類を飼育する方はここで紹介した道具だけでも揃えておきましょう。
それでは早速、紹介していきますね。
①飼育ケージ
爬虫類を飼うなら一番必要な道具と言っても過言ではないですね。
飼育ケージが無ければなにも始まらないので爬虫類飼育を始める方はどんな飼育ケージが必要になるのかしっかり検討しましょう。
【おすすめの爬虫類飼育ケージ】
以下におすすめの爬虫類飼育ケージをまとめた記事がありますのでこちらを参考にしてください。
➤【厳選】元ショップ店員が選ぶおすすめの爬虫類ケージ3選
ちなみに筆者おすすめの飼育ケージは『グラステラリウムシリーズ』です。
爬虫類を飼育する前提で作られた飼育ケージなので機能性バッチリ、初心者にも使いやすいケージに仕上がってます。
筆者も使用しているケージのほとんどがグラステラリウムというぐらい愛用しているのでケージ選びで悩んだらこれにしておけばOKです。
②ヒーター
パネルヒーターや保温ライトといった『爬虫類の体温を維持する道具も必ず必要』です。
もしヒーターが無かったら体温を維持できず、エサを食べなくなったり運動量が落ちたりと良いことはありません。
流通しているほぼ全ての爬虫類でヒーターは必需品なので必ず揃えるようにしましょう。
ちなみに爬虫類飼育でよく使われるヒーターは以下の3種類です。飼育する種類によって使い分けてくださいね。
【①パネルヒーター】
ケージの下に敷いたり横に貼り付けたりするタイプのヒーター。
主にヒョウモントカゲモドキやクレステッドゲッコーといったヤモリ類。
コーンスネークやボールパイソンといったヘビ類を飼育する時に使います。
【②保温ライト】
これはソケットを通してケージの上から光を照射するタイプのヒーターです。
主にフトアゴヒゲトカゲやサバンナモニター、リクガメ類といった乾燥系爬虫類からイグアナ類やカメレオン類といった樹上性爬虫類まで幅広く使われるヒーターとなります。
【③水中ヒーター】
熱帯魚や金魚飼育で使われている水中を温めるタイプのヒーター。主にミズガメ飼育で使われることが多いヒーターですね。
筆者も自宅で飼育しているミズガメは全て水中ヒーターを使って飼ってますよ。
③シェルター
爬虫類は基本的に狭くて暗いところに日中は隠れてたりするのでシェルターが必要です。
シェルターが無かったら休みたくても休めずストレスを溜めてしまうことになるので隠れられる場所としてシェルターを準備してあげましょう。
④水入れ
爬虫類も人間と同じように水分補給を行わないと生きていけないので必ず用意しましょう。
爬虫類用に売られている本格的な物から100均で購入できるタッパーまでとにかく水を貯められれば良いので好きな物を使うと良いかなと思います。
筆者は見た目が本格的な爬虫類用の水入れを愛用してます。 使いやすくておすすめなので悩んだらこれにしておけばOKですよ。
【結論】爬虫類飼育はめちゃくちゃ楽しい
私はかれこれ7年爬虫類を飼育していますが全く飽きる気配はありません。
爬虫類は外から見ると地味かもしれませんが実際に飼うと魅力あふれる生き物なのでぜひ飼育にチャレンジしてほしいです!
最後にこの記事で紹介した爬虫類を魅力を5つをもう一度紹介しておきます。ぜひ参考にどうぞ!
爬虫類飼育の魅力5つ
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