この記事で解決できるお悩み

動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
爬虫類を快適に飼育したい!
そう思ったことはありませんか?
爬虫類を飼育していると何かと不便なことってありますよね。
- 毎朝、ライトを点けるのが面倒
- エサとか掃除道具が部屋に散乱する
- ケージを掃除するから生体を避難させたい
何とか改善したいけどどうすれば良いかわからない。 こんな風に悩んでいる方いると思います。
そこで、この記事では爬虫類飼育歴8年の私が 「これは使ってよかった!」と感じた便利グッズを10個紹介します!
もし何か悩んでいることがあればここで紹介する便利グッズで解消できるかもしれません。 悩みがある方はぜひ読んでいってください!
便利グッズ10選
ということで、さっそく便利グッズを10個紹介します。
ここでは以下の3つも合わせて紹介していくのでぜひ読んでいってくださいね。
- グッズの必須度
- グッズの値段
- このグッズで何が出来るのか

便利グッズ | 必須度 | 値段 |
①体重計 | 3 | 4000~5000円 |
②霧吹き | 4 | 200~300円 |
③水差し | 4 | 200~300円 |
④バケツ | 5 | 300~500円 |
⑤ピンセット | 5 | 500~700円 |
⑥収納ボックス | 5 | 1000~2000円 |
⑦ケーブルバンド | 3 | 500~1000円 |
⑧デジタルタイマー | 5 | 1500~2000円 |
⑨プラスチックケース | 5 | 1000~2000円 |
⑩電源タップ(タコ足配線) | 5 | 1000~2000円 |
①体重計
体重計
評価・値段
- 必須度:3
- 値段:2000〜3000円
体重計で出来ること
- 生体の健康管理
- 成長具合の確認
体重計は意外にも使う機会があるんですよね。
主に使う場面はエサを食べているか確認したいとき
爬虫類も人間と同じく食べ過ぎれば太りますし食べなければ痩せます。
太っている分にはまだ何とかなりますが痩せている場合はアウトです。
とはいえ、見た目だけで『太ったor痩せた』を判断するのは慣れていないと難しいです。

そして見た目だけで明らかに痩せたとわかるときには大体手遅れ。
「ならどうやって痩せているのか太っているのかを判断するのか?」
そこで体重計を使います。
体重計で個体の体重を計れば痩せているのか太っているのか一瞬で確認できます。
- しっかり成長しているのか
- ちゃんとエサを食べているのか
購入したときと比べてどれくらい育ったかを把握しておくのはとても大切です。
爬虫類を健康的に飼育するために体重計は持っておくことを推奨します!
とはいえ、ここまで厳重に管理しなくても問題なく飼育できるので必須度は高くないです。
②霧吹き
霧吹き
評価・値段
- 必須度:4
- 値段:200〜300円
霧吹きで出来ること
- 湿度管理
- 水分補給
- 床材を湿らす
霧吹きは湿度管理が必要な爬虫類は間違いなく必須です。
例として以下の爬虫類を飼うなら霧吹きは必須です。
- レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)
- クレステッドゲッコー
- カメレオン類
- モリドラゴン類
反対に湿度管理が重要じゃない爬虫類なら無くても問題なしです。
- フトアゴヒゲトカゲ
- トゲオアガマ類
- ヨロイトカゲ類
ここらへんの乾燥系爬虫類はむしろ乾燥している方が都合が良いので霧吹きは無くてもOK。
とはいえ、霧吹きは何かと使う機会が多いので持っておいて損は無いかなと思います。
霧吹きは100均でも買えますが壊れやすいので、少し頑丈な物を買っておくと良いですよ!
③水差し
水差し
評価・値段
- 必須度:4
- 値段:200〜300円
水差しで出来ること
- 水分補給
- 床材を湿らす
- 水入れに水を入れる
水差しの役割は霧吹きとほぼ一緒。水分補給に使います。
違う点は以下の1つだけ。
それは水差しは湿度管理には向いていないこと
その理由が『水を飛ばせる範囲が狭く濡らす方が得意』という理由だから。

そのため、床材を濡らしたいときや生体の水分補給に使うのがメインとなります。
④バケツ
バケツ
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:300〜500円
バケツで出来ること
- 水を入れれる
- 生体の避難場所
- 掃除するときに流木や石を入れておく
バケツは何かと便利ですよ!
何が便利かというと、物を収納できることですね
例えば、掃除をするときってケージに入れている流木や石を取り出しますよね。
取り出した流木や石をそのまま床に置くと流木や石に付いた砂が散乱します。
もし床にカーペットを敷いていたら最悪です。できれば避けたいですよね。

バケツを使えばカーペットに砂を散乱させることなく流木や石を取り出せます。
カメ飼育なら必須
カメを飼っている方はバケツ必須ですよ!
なぜなら、いろんな場面で使えるから。例えばカメを飼っているこんなケースよくあります。
- 水換え
- カメの日光浴
- カメの避難場所
バケツはカメを飼育するなら最低1つ持っておいて損はないと断言できる便利グッズですよ!

ちなみに買う時は容量が大きいバケツにすると使い道が多くて便利です!
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⑤ピンセット
ピンセット
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:500〜700円
ピンセットで出来ること
- エサやりがしやすい
- 細い脱皮を取りやすい
爬虫類飼育で何かと使う便利グッズ。それがピンセットです。
特に便利な場面は餌を与えるときですね
「いやいや、手渡しでも与えれるからわざわざピンセットや使わなくてもよくない?」 と思うなかれ。
たしかに手渡しで与えれますがこんな感じでリスクが高いです。
- 噛まれる可能性が高く危ない
- 人の手だと警戒して食べてくれない
特に肉食の爬虫類はピンセットでエサを与えないと噛まれる可能性があります。
そのため、爬虫類を安全に飼育するという意味でもピンセットは持っておくと便利ですよ!
⑥収納ボックス
収納ボックス
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:1000〜2000円
収納ボックスで出来ること
- 小物を入れて置ける
- エサや掃除道具の収納
収納ボックスは間違いなく持っておくことをおすすめします!
なぜなら、爬虫類を飼っていると小物が散乱するから
ご覧の通り、爬虫類飼育は使う小物がやけに多いんですよね。
- 霧吹き
- 水差し
- 人工フード
- ピンセット
- カルシウムパウダーなど
こういった小物は適当に置いておくと大体『散乱→紛失』します。
一度無くすと新たに買い直さなきゃいけないので余計な出費になるだけなんですよね。
そのため、収納ボックスを使って1箇所に集めておくことをおすすめします。
⑦ケーブルバンド
ケーブルバンド
評価・値段
- 必須度:3
- 値段:500〜1000円
ケーブルバンドで出来ること
- ケーブルを一つにまとめる
- 配線がスッキリする
ケーブルバンドはあると便利なんですよね。
特にライト類のケーブルをまとめるときに活躍します
爬虫類飼育で使う紫外線ライトやバスキングライトってコードがごちゃごちゃするんですよね。
ごちゃごちゃしてると見栄えが悪いですし、どのコードがどのライトに繋がっているか判断しづらくなります。
埃も溜まりやすくなって掃除も面倒になるのでケーブルバンドで一つにまとめておくと便利です!
⑧デジタルタイマー
デジタルタイマー
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:1500〜2000円
デジタルタイマーで出来ること
- 点け忘れがなくなる
- 朝夜の電源入れる作業がなくなる
デジタルタイマーめちゃくちゃ便利です!
何が良いかって、ライトを点けるという少し面倒な作業が減るから
フトアゴヒゲトカゲとかトゲオアガマといった種類を飼育するならバスキングライト・紫外線ライトを必ず使いますよね。
となると、ライトの電源を入れるんですがこの作業が簡単そうに見えて実は面倒です。
例えば、平日の朝って何かとやることが多いですよね。
- 洗顔
- 歯磨き
- 布団を畳む
- 朝食を食べる
- スーツに着替える
こんな感じで仕事に行く準備だったり家事をこなしたりとやる事が多いです。
にも関わらず、時間に余裕はありません。ライトの電源を入れるという簡単な作業ですら面倒になるんですよね。
反対に夜の場合。 疲労感満載で仕事から帰ってきたらあとはゆっくりしたいですよね。
しかし、ゆっくりしたいのにも関わらず電源は落とさなくちゃいけない。面倒ですよね。

『朝8時~夜19時』の時間帯だけに電源が点くように設定すれば何もしなくてOK。
私も使ってますがめちゃくちゃ楽で助かってます!
⑨プラスチックケース
プラスチックケース
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:1000〜2000円
プラスチックケースで出来ること
- 生体の一時避難場所
プラスチックケースは確実に一つ持っておくことを推奨します!
なぜなら、ケージから生体を取り出す機会が多いから
例えば、掃除ですね。
- 流木や石を水洗いしたい
- 床材を全て取り替えたい
- ケージを徹底的に掃除したい
こんなときに生体が入ったままだと気を遣って上手く掃除できないと思います。
にも関わらず、生体の避難場所が無い。これだと困りますよね。

プラケは使う頻度が多いので飼育している生体が入るサイズのプラケを買っておくことをおすすめします!
⑩電源タップ(タコ足配線)
電源タップ
評価・値段
- 必須度:5
- 値段:1000〜2000円
電源タップで出来ること
- 複数の電気を使う道具を使える
電源タップも必須です!これが無いと爬虫類飼育は始まりません。
爬虫類飼育は何かと電気を使います。例えば以下の保温器具は電気が必要です。
- パネルヒーター
- 紫外線ライト
- バスキングライト
しかし、家庭用のコンセントは大体2口までしか差せないので困るんですよね。
パネルヒーターしか使わないレオパを1匹飼うならコンセントが2つでも十分足ります。
しかし、フトアゴヒゲトカゲを飼おうと思ったら紫外線ライトにバスキングライト、場合によってはパネルヒーターも必要です。
となると 「あれ?コンセントが足りない……」なんて事になるんですよね。
さらに2匹以上爬虫類を飼うならコンセントは間違いなく足りません。

電源タップがあればコンセント足りないなんてことは無くなりますよ!
以下記事で『電源タップの選び方やおすすめの電源タップ』を紹介してます。
「電源タップをまだ持ってない」
「これから買おうと思っている」
こんな方はぜひ参考にどうぞ!
▶【知らないと損】爬虫類飼育で必須!失敗しない電源タップの選び方
絶対持っておいた方がいい便利グッズは3つ
今回、紹介した10種の中から個人的に絶対持っておいた方がいい便利グッズは以下の3つ。
この3つはガチで便利なので最優先で買っておくことをおすすめします。
特に電源タップは必需品ですよ!
これが無いと爬虫類飼育は始まらないと言っても過言ではありません。 確実に購入しておくことを推奨します!
まとめ:便利グッズで爬虫類飼育を快適にしよう!
ということで、便利グッズを使って爬虫類飼育を快適にしましょう!
爬虫類の飼育はめちゃくちゃ楽しいですが、実は不自由なことも多いです。
- 小物が散乱する
- コードがかさばる
- 電源コンセントが足りない
- 毎日のライトの消灯が面倒
放置しておいても飼育に影響は無いですが、爬虫類を飼育するなら快適に飼育したいところ。
そこで、便利グッズを使って快適に飼育しましょう!
最後に今回紹介した便利グッズを紹介しておきます。まだ持っていない道具があればこの機会に入手しておきましょう!
便利グッズ | 必須度 | 値段 |
体重計 | 3 | 4000~5000円 |
霧吹き | 4 | 200~300円 |
水差し | 4 | 200~300円 |
バケツ | 5 | 300~500円 |
ピンセット | 5 | 500~700円 |
収納ボックス | 5 | 1000~2000円 |
ケーブルバンド | 3 | 500~1000円 |
デジタルタイマー | 5 | 1500~2000円 |
プラスチックケース | 5 | 1000~2000円 |
電源タップ(タコ足配線) | 5 | 1000~2000円 |
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