この記事で解決できるお悩み
動物系専門学校を卒業したあとペットショップで3年働いてました。
今では10匹以上の爬虫類に囲まれながら過ごしてます。
フトアゴのケージ選びって迷いますよね。
- 値段ってどれくらいなの?
- 広さはどれだけ必要なの?
- 何を基準にして選べばいいの?
どれを選べばいいか悩んでしまい中々決められないと思いますがそれも無理ありません。
飼育ケージの選び方一つで『フトアゴヒゲトカゲを上手く飼育できるかどうかが決まる』と言ってもいいんですよね。
そこで、この記事では元ショップ店員の私がフトアゴ飼育におすすめのケージを3つ紹介します。
- 自分で選ぶのは自信ない……
- とりあえずおすすめを知りたい
この記事を読めばフトアゴの飼育ケージ選びで迷うことは無くなるので、こんな悩みを抱えている方はぜひ読んでいってください!
【フトアゴヒゲトカゲの飼い方】
以下記事で『フトアゴヒゲトカゲの飼育方法』を紹介してます。
どんな飼育設備が必要なのか?エサは何を食べるのか知りたい人はぜひ参考にしてください。
➤【フトアゴヒゲトカゲ飼育ガイド】初心者にも分かりやすく飼育方法を解説
【前提】飼育ケージの選び方
まずは飼育ケージの選び方を紹介します。
ここで紹介するポイントを理解すればケージ選びで迷うことはなくなるのでぜひ読んでいってくださいね。
①最低90cm以上
飼育ケージは最低でも『幅90cm』以上のものを選びましょう。
なぜなら、フトアゴヒゲトカゲは体長が『約40cmと大きめ』だから
運動量も多くケージを動き回るので狭いケージだとストレスになってしまうんですよね。
ライトを設置する都合もあるので『幅45cm』以下のケージでは飼えないと言っていいです。
『幅60cm』のケージでも窮屈に感じるので余裕を持って『幅90cm』以上の飼育ケージを選ぶのが無難かと。
②脱走対策が万全
超重要。これを最優先にしてくださいね。
脱走対策が無いケージではフトアゴヒゲトカゲは飼えません
フトアゴヒゲトカゲの脱走は飼い主・生体の双方に良いことはないので、何よりも脱走対策を優先しましょう。
- フタがない
- ちょっとした隙間がある
こういったケージは選んではいけませんよ。
とはいえ『市販の飼育ケージはどれも脱走対策が万全』なのでそこまで考える必要はないです。
フトアゴヒゲトカゲの飼育ケージベスト3
ここからは先ほど紹介した飼育ケージの選び方を元に私が厳選した『おすすめのケージベスト3』を紹介します。
この3つだったらどれを選んでも快適に飼育できるので自分好みのケージを選んでくださいね。
飼育ケージベスト3
1位:グラステラリウム9045
【グラステラリウム9045のメリット・デメリット】
メリット |
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デメリット |
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超王道!フトアゴヒゲトカゲの飼育するなら『グラステラリウム9045』が一番おすすめですよ!
なぜなら『両開きの前面扉で圧倒的にお世話がしやすい』から
というのも、他の飼育ケージだとスライド式の扉を採用しているものが多く、お世話をするときに腕が当たってやりにくいんですよね。
これを聞くと
「腕が当たるぐらいなら、別に……」
という方もいると思いますがお世話をする限り『毎回腕が当たるというのはかなりのストレス』なんですよね。
実際にショップでスライド式のケージを使っていたときはやりにくいことが多かったですね。
- 石や流木を設置したいときに上手く置けない
- フトアゴヒゲトカゲを外に出したいときに腕が当たる
その点、両開きだったら扉に腕が当てるなんてことはまずありませんね。
こういった理由から 「不自由なく快適にお世話をしたい!」 という方に特におすすめと言えます。
ただメリットだけでなくデメリットもあります。
それは『値段が高い』ところです
Amazonで『約32000円』とかなり高め。 他の飼育ケージと比べるとめちゃくちゃ高いです。
これだけ値段が張ると金銭的なハードルは高いのかなと感じます。
金銭的にあまりに余裕がないという方にはこの後紹介する『90cm水槽がおすすめ』です。
➤こちらから水槽まで飛べます
『グラステラリウムのレビュー記事』はこちらから。
➤【グラステラリウム6045をレビュー】爬虫類を飼うなら最強の飼育ケージ
2位:パンテオンカノン 9045
【パンテオンカノン 9045のメリット・デメリット】
メリット |
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デメリット |
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『パンテオンカノン 9045』は今回紹介するケージのなかで唯一『組み立て式』になっていることが特徴だと思います。
使わないときにバラせるので 『使わなくなっても邪魔にならないところ』が大きなメリットですね
例えば、先ほど紹介したグラステラリウム9045はお世話しやすく機能性バツグンの飼育ケージですが使わなくなったら邪魔です。
その点『パンテオンカノン 9045』は『引っ越しや移動させるときにバラせるので楽』なんですよね。
使わなくなったら収納しておけるので部屋を圧迫しません。
ただ、そもそも『組み立てに手間がかかる所がマイナスポイント』ですね。
もちろん慣れれば組み立ても早いと思いますが、最初のうちは時間がかかると思うので面倒くさく感じるかもしれません。
実際にAmazonの口コミでも
「組み立てが大変」
「作るのが面倒くさい」
といった意見が多く見られます。
私も組み立てましたが自身の不器用さもあって40分ぐらいかかりました。
個人的には組み立てに手間がかかる点がちょっと面倒だと思ったので2位とさせていただきました。
『パンテオンカノンのレビュー記事』はこちら。
➤【レビュー】パンテオン カノン6045が想像以上に使いやすくてビックリ!
3位:90cm水槽
【90cm水槽のメリット・デメリット】
メリット |
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デメリット |
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フトアゴヒゲトカゲにおすすめの飼育ケージ第3位は『90cm水槽』です。
「え!!水槽?」と思うかもしれませんが意外にもおすすめの飼育ケージなんですよね。
その理由が『値段が安い』こと
以下は今回紹介した3つの飼育ケージの値段の比較した表です。
飼育ケージ | 値段 |
グラステラリウム9045 | 約32,000円 |
パンテオンカノン 9045 | 約25,000円 |
90cm水槽 | 約20,000円 |
水槽は他の飼育ケージと比べると安いですよね。
値段が安いのにも関わらず、フトアゴヒゲトカゲを十分に飼育できる機能性を持っているのも大きな魅力です。
ただ値段が安い分、他のケージと比べて不便な部分があります。
それが『脱走対策』ですね
水槽はもとは金魚や熱帯魚を飼う前提で作られているので、フタや鍵付き扉がありません。
自分で脱走されないように工夫しなければいけないので最下位になってしまいました。
とはいえ、脱走対策さえできれば他の飼育ケージに負けず劣らずのケージに変わるので
- 予算がちょっと足りない
- 不便でも安めのケージが良い
こんな悩みを持つ方におすすめのケージですよ。
【結論】おすすめはグラステラリウム9045
最終的な結論として『グラステラリウム9045』がおすすめです!
先ほども紹介したように『圧倒的にお世話がしやすい』というメリットが大きいですね
というのも、フトアゴヒゲトカゲの『平成寿命は10~15年なのでこの間は餌やり・掃除といったお世話をし続ける必要がある』んですよね。
フトアゴヒゲトカゲを飼育している限りずっと使い続けるものですしエサやりがしにくかったり、掃除がしづらかったりするのは嫌だと思います。
そのため、値段は高めですがフトアゴヒゲトカゲを快適に飼育できる『グラステラリウム9045』にしておけば間違いなしです。
最後にこの記事で紹介した飼育ケージについてまとめたのでぜひチェックしてくださいね。
- グラステラリウム9045
➤とにかく快適に飼育したい方
オシャレなケージが欲しい方 - パンテオンカノン 9045
➤保管・移動が簡単なケージが欲しい方
組み立てが苦にならない方 - 90cm水槽
➤予算をできる限り抑えたい方
脱走対策に少し手間がかかっても大丈夫な方
【結論】『グラステラリウム9045』がおすすめ
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